続: フェルメールを追いかけて | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。


ヨーロッパには素晴らしい美術館がたくさん。


各地でいろんな絵を見て歩いていますが、たくさんの画家の中でも、わたしにとって、ちょっと特別な存在なのが、フェルメール。

理由は、もちろん、緻密で美しい絵の素晴らしさもそうなのですが、「もしかしたら全部の絵を見てしまえるかもしれない」 と思わせる、作品点数の少なさです。


全世界でも30数点 (諸説ありますが、一説によると 36点) しか存在しない、寡作の画家フェルメールの全作品。一生のうちに、全部見ることはできるのでしょうか?


ヨーロッパに限って言えば 全作品中の22点を見ることができるのですが、わたしは今までに、そのうちの 13点を見てきています。


⇒詳しくは、 「 フェルメールを追いかけて 」 で!


そして、今回、さらに 4点を踏破しました~!



・・・まずは、ベルリン美術館にて 2枚。



紳士とワインを飲む女



ヨーロッパ鉄道旅行 バックパッカー初心者の女ひとり旅

  • 制作年代:1658~1660年頃
  • 技法:カンヴァス、油彩
  • サイズ:65×77cm
  • 所蔵:ベルリン美術館

    チェック2009年3月3日。



    真珠の首飾りの女

    ヨーロッパ鉄道旅行 バックパッカー初心者の女ひとり旅




  • 制作年代:1664年頃
  • 技法:カンヴァス、油彩
  • サイズ:51.2×45.1cm
  • 所蔵:ベルリン美術館

    チェック2009年3月3日。





    そして、ドレスデンの国立絵画館にてもう 2枚。



    取り持ち女

    ヨーロッパ鉄道旅行 バックパッカー初心者の女ひとり旅




  • 制作年代:1656年
  • 技法:カンヴァス、油彩
  • サイズ:140×130cm
  • 所蔵:ドレスデン国立絵画館(ドイツ)

    チェック2009年3月6日。



    窓辺で手紙を読む女

    ヨーロッパ鉄道旅行 バックパッカー初心者の女ひとり旅






  • 制作年代:1657年頃
  • 技法:カンヴァス、油彩
  • サイズ:83×64.5cm
  • 所蔵: ドレスデン国立絵画館


    チェック2009年3月6日。




    この中では、フェルメールにしては比較的大きな絵だった 「取り持ち女」 が意外とよかったのが印象的でした。絵の題材的には、フェルメールらしくないものなので、実際に見てみるまではあまり好きな絵じゃなかったのですが。



    フェルメールの全作品までは先の長い道のりですが、少なくとも、「ヨーロッパにあるフェルメール全点踏破」 までは、あと 5点!


    右矢印 ドイツ

    フランクフルトのシュテーデル美術研究所 「地理学者」

    ブラウンシュヴァイクのヘルツォーク・アントン・ウルリッヒ美術館 「ワイングラスを持つ娘」


    右矢印 アイルランド

    ダブリンのアイルランド美術館 「手紙を書く婦人と召使」


    右矢印 イギリス

    ロンドン、バッキンガム宮殿 「音楽の稽古」

    ロンドンのケンウッド・ハウス 「ギターを弾く女」


    実は、この中で、行ったことがないのはブラウンシュヴァイクのみ。そうなると、フランクフルト、ダブリン、ロンドンで、今まで見ておかなかったのかが悔やまれます・・・。


    まあでも、これもひとつの楽しみ。

    (全部見てしまったら、「次」 がなくなってしまうもんね)。


    気長に、「次の機会」 を楽しみに待ちたいと思います。