ヨーロッパには素晴らしい美術館がたくさん。
各地でいろんな絵を見て歩いていますが、たくさんの画家の中でも、わたしにとって、ちょっと特別な存在なのが、フェルメール。
理由は、もちろん、緻密で美しい絵の素晴らしさもそうなのですが、「もしかしたら全部の絵を見てしまえるかもしれない」 と思わせる、作品点数の少なさです。
全世界でも30数点 (諸説ありますが、一説によると 36点) しか存在しない、寡作の画家フェルメールの全作品。一生のうちに、全部見ることはできるのでしょうか?
ヨーロッパに限って言えば 全作品中の22点を見ることができるのですが、わたしは今までに、そのうちの 13点を見てきています。
⇒詳しくは、 「 フェルメールを追いかけて 」 で!
そして、今回、さらに 4点を踏破しました~!
・・・まずは、ベルリン美術館にて 2枚。
紳士とワインを飲む女
2009年3月3日。
2009年3月3日。
そして、ドレスデンの国立絵画館にてもう 2枚。
2009年3月6日。
この中では、フェルメールにしては比較的大きな絵だった 「取り持ち女」 が意外とよかったのが印象的でした。絵の題材的には、フェルメールらしくないものなので、実際に見てみるまではあまり好きな絵じゃなかったのですが。
フェルメールの全作品までは先の長い道のりですが、少なくとも、「ヨーロッパにあるフェルメール全点踏破」 までは、あと 5点!
ドイツ
フランクフルトのシュテーデル美術研究所 「地理学者」
ブラウンシュヴァイクのヘルツォーク・アントン・ウルリッヒ美術館 「ワイングラスを持つ娘」
アイルランド
ダブリンのアイルランド美術館 「手紙を書く婦人と召使」
イギリス
ロンドン、バッキンガム宮殿 「音楽の稽古」
ロンドンのケンウッド・ハウス 「ギターを弾く女」
実は、この中で、行ったことがないのはブラウンシュヴァイクのみ。そうなると、フランクフルト、ダブリン、ロンドンで、今まで見ておかなかったのかが悔やまれます・・・。
まあでも、これもひとつの楽しみ。
(全部見てしまったら、「次」 がなくなってしまうもんね)。
気長に、「次の機会」 を楽しみに待ちたいと思います。