2008年 1月 28日。
今日はちゃんと早起きして、行ってきました。 ヴァチカン博物館に。
みんな昨日見に行っちゃったのか、単に冬だからか、並ぶことなく入場できて、ちょっと拍子抜け。
それにしても、これだけ広いのに、案内図 (いわゆる Floor Guide) をくれないんですね。(どうしても欲しい人は立派な冊子を購入)。
天井画、すごすぎ! あまりにも綺麗。 豪華。
展示品が何なのかよくわからなくなるくらい、天井ばかりみて歩いてしまう。 とにかく広くて、とにかくものが多くて、とにかくスゴイ博物館。 もう、たくさん見すぎて、何を見たかあんまり覚えていないくらいです。 しかも、案内図がなかったため、うっかりどこかのブロックをすっとばしてしまったのですが、それでもかなりの時間をかけて、システィーナ礼拝堂へ。 ラファエロの、完璧な 「アテネの学堂」、そして圧巻の、ミケランジェロの 「最後の審判」。
システィナ礼拝堂内のみ撮影禁止なので、写真の掲載はありません。
ラファエロの間はすこし狭くて、人が多いので、大きな絵画の全体像が見にくい気がしました。もったいない…! 好きな絵なので、せめてポストカードを買って持ち帰りたかったのですが、売っていませんでした。
四方すべてを巨大な絵画で囲まれた不思議な空間は、なんだか時間とか空間を越えた、不思議な感覚を与えてくれます。 いつまでいても、飽きない。
礼拝堂なので、本当は静かにしていなければいけないのですが、ついついザワザワ声が大きくなる室内。ときどき、「シーッ!!」 という声が響き、一瞬室内が静まるのですが、しばらくするとまた… というイタチごっこが繰り返されるなか、どれだけ見ても見たりないような気分で、礼拝堂を後にしました。 さて、トラステヴェレに戻ってランチを食べようと、バスでアパートメントの近くまで戻りました。 トラステヴェレの裏道を歩いて、ランチを取るお店を物色。 それにしても、洗濯物がほしてあったり、下町感にウキウキさせられる通りです。
メニューを見ながら通りを歩いていって、手ごろな値段のお店に。 月曜の昼、ほぼ満席。ここらの人気店のようです。
早起きしたし、博物館で疲れてしまったこともあって、お腹が重くて苦しいし、一度アパートに戻って休むことにしました。トラステヴェレ地区にある、ローマ最古の教会の前を通って、アパートへ。
そしてうっかり、本を読みながらうたた寝。 起きたら夕方でした。 もう今日は遠出をしないで、トラステヴェレ地区を夜の散歩しておしまいに。
スイーツ、ほんとうに美味しそう。でも、グラム単位の計り売りなので、(ランチがまだお腹にもたれているわたしは) そんなには要らないしな…。 ひとつだけ買えますか? って聞いたら、タダでいいよ、って、ビスコッティをくれました。
すごい美味しかった!
夜だったこともあって、(暗いので) 怖くて正面のほうまでは行けずじまいでしたが、(なので、結局、鍵穴も覗いてないんですけど)、まあ、なんとなく、近くまで行って裏門の写真を撮った事で満足。 そして、ローマに来てから 2回目のジェラート。 本当に本当に、イタリアのジェラートは美味しい。
パスタとかの料理は、幸か不幸か日本のイタリアンのレベルが割と高いので、イタリアでも、そんなに驚くほど美味しい! って感じないんだけど、ジェラートだけは別格でした。 アパートに戻る途中で、いい感じの本屋さんを発見。 覗いてみたら、ちょっとビレッジ・バンガード風? 雑貨やCD なんかも置いてるところみたい。
明日また来てみようかな。
トラステヴェレ地区のアパートメント http://www.vacationrentals.com/vacation-rentals/21780.html 1泊 60 ユーロ (シングルユースの場合は 40 ユーロ)
「UNTIL I FIND YOU」 John Irving Ballantine Books (読む暇なし)
ランチ 12 ユーロ (トラステヴェレのレストラン) ビール 15 ユーロ (トラステヴェレのバー) 1 ユーロ = 160 円 ___________________________________ ヨーロッパ / 周遊 / 旅行 / 鉄道 / 一人旅 / イタリア / ローマ / バチカン / 世界遺産 |