2008年 1月 10日。
昨日は夕食もとらずに寝てしまったので、今日がいよいよプラハの初日。
朝早く起きて、朝食を取って、シャワーを浴びて、洗濯をして、万全の体制でホテルを出ました。
泊まっていたのは旧市街へ歩いて20分くらいのところにあるホテル (わたし、歩くのはまったく苦じゃない人なんで・・・) なので、街の雰囲気を味わいながら、どんどん歩いていきます。 まずは共和国広場を抜けて、旧市街広場へ。
トラムが走る大きな通りを抜け、共和国広場の角にある火薬塔をくぐると、細い迷路のような路地に入っていきます。
ここからがプラハの本領発揮!
「迷い込む」 という表現がピッタリの、古くて綺麗でちょっと怖くて不思議な雰囲気のプラハ旧市街は、ユネスコの世界遺産でもあります。
旧市街広場に出ました!
まずは、有名な天文時計台とご対面。
ちょうど 11時前だったので、毎正時に鳴る鐘を聞いて、それにあわせて回る人形たちを見ることができました。
(このからくり人形は有名なんだけど、思っていた以上にショボイので(笑)、終わったあと集まっていた大勢の観光客の間で失笑が起きました。そんなところも、プラハのかわいいところです。)
時計塔の向こう側には広場が広がっていて、街のシンボルである、たくさんのツノがついたような塔を持つティーン教会などが見えます。
「これだけかぁ」的ムード
なにやら悪魔的なティーン教会
そのまま、旧市街のクネクネした道を抜けて、カレル橋へ。
プラハの白眉、ヴァルタヴァ川 (ドイツ語名 モルダウ) にかかるカレル橋。 塔をくぐって橋に入ると、とたんにいろんな音楽が耳に飛び込んできます。
街歩きのときに iPod を聞かないのは、言葉を含め、街の音が聞きたいからなんだけど、こういう嬉しい驚きがあると、ますますウキウキ。
橋からは向こう側の丘の上にあるプラハ城が綺麗に見えます。
これから、橋を渡ってそこへ向かうわけです。
橋にはキリストをはじめ、聖人たちの像が立ち並び、なかにはみんなに触られすぎてピカピカと光っているものもあります。
(子宝に恵まれるという像もあって、女性たちが群がっていましたが、わたしは一瞬考えた末、触らずに立ち去りました。まあ、人生いろいろ 笑)。
橋を渡って、急な坂を上って丘を登り、フラッチャニ地区へ。
さすが丘の上、景色がいいです。
ちょうど 12時だったので、衛兵の交代式が行われていて、そのままそこの人ごみのなかで見物。バッキンガム宮殿なんかのよりは小規模だけど、衛兵が意外とキョロキョロしていたりしてなんだかかわいかった。
そして、王宮の中に入って、プラハ大司教の首座、ゴシック教会の聖ヴィート大聖堂を見学。
教会を見るのはわりと好きなわたしですが、あんまり特徴のない普通のゴシック教会だったので、ちょっと残念。
大聖堂のあとは、王宮敷地内を歩いて、細い路地を抜けていきます。
この先には 「黄金の小道」 と呼ばれる古い通りがあって、今もその姿をそのまま残しています。
中はお土産屋さんになっています。
お土産というほどでもないんだけど、ポストカードと、同じ柄のマッチを購入。
旅が長いと、荷物を増やしたくなかったり、割れ物が心配だったりで、お土産って買いにくい。
ホット・ワイソ、みたいな。
さて、時計の針はもうすぐ 13時。
プラハ城を後にして、丘を降り、ランチを取ることに。
チェコ料理のお店、とも思ったんだけど、とりあえずは、マックに入ってみました (笑)。
結構、各国のマックに入るんですけど、メニューが違ってたり、味が違ったり、物価の感覚がつかめたりして面白いんだよね。
マック・ロヤイヤル (ヨーロッパ圏で普及してるバーガー)のセットで、140 Kc でした。マフィンつきとはいえ、約 1,000円かよ!
なめてたのに、意外と物価高いのよ、チェコ!
ちなみにバーガーは、やたらに生タマネギの味が利いてて、おいしいけど、少々辛かったです。(チェコ料理は生たまねぎを多用するということに後ほど気づくんだけど。)
さて、午後も、プラハの街を歩きます。
プラハ城 入場料 250 Kc (プラハ城)
ポストカード、マッチ 30 Kc (黄金の小道)
聖ミクラーシュ教会 入場料 70 Kc (聖ミクラーシュ教会)
ランチ 140 Kc (McDonald)
1 Kc (コルナ) = 7 円
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