亡くなられた緒形拳さんは
個性的な俳優でいらしたと同時に
素晴らしい 書道家でもありました


ご長男の    緒形幹太さんとは
数年前に    
北條秀司先生の「王将」 でご一緒させて頂いて以来のお付き合いです
四時間以上に及んだこの芝居では
じつに   沢山のことを学び    
本当の芝居の面白さを知ることもできました



幹太さんは
亡くなられたお父様とは    タイプがまったく違いますが
その不器用なまでの   誠実で   温かい人柄が芝居にちゃんと出る
貴重な   役者さんだと思います


その幹太さんが
今    箱根で 「書」 の個展を開いています






やはりDNAなのでしょうか
「書」 に目覚め   「書」に没頭してきたことは
素晴らしいと思います








彼の   何事も黙々と努力し   勉強する人柄が
作品にも充分に現れています






4月24日 (金)まで
箱根ホテル小涌園   5階   ライブラリー  にて開催中

幹太さんご自身は開催中の毎週土曜日  14時から
個展会場にいらっしゃる予定だそうです


私も   何とか時間を作って
伺いたいと思っています



                                                                               神野美伽