S.Johkiさんの作品をご紹介します。
シャルルバルグドローイングコースより「ヤーコブ・マイヤーの娘」

鉛筆 画用紙

シャルルバルグ教本で基礎訓練を続けいるSさん。最近はチャプター2の名画の模写編に取り掛かっています。チャプター1の石膏像モデルとは打って変わって、グレートーンの色数が多く圧倒的に複雑な形状となっています。本モデルは石版画の白黒印刷ですが、大本はホルバインの色付きのチョーク画で1525年の作品です。顔の絶妙な凹凸を見るに、この当時から人体構造の研究がなされていたことが分かります。横顔のややうつむく女性。自然で良いポーズです。ドレスが時代を感じさせますね。人物の造形だけではなく、質感、テクスチャに至るまで細かく追いかけてかなり忠実な仕上がりになっています。すばらしい作品です。

 

 

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