彼女からの手紙・・・2
彼女からの手紙 の続きです。
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ここまで読んで、何を今更!と怒っているかもしれませんが
なぜ今になってかの理由もまとめました。
1:付き合って○ヶ月を過ぎた頃に離婚の話がでました。
→○ヶ月過ぎの頃って、周りが見えない位に相手にのめりこんでいる時期ですよね?
好きになり始め特有の現象ですよね、それって。
彼以外、何も見えていなかったせいか彼の言うことすべてが正しく、お金(慰謝料)は払うものだと
言われればマインドコントロールじゃないけどそうなんだ・・・と納得している自分がいた。
それは普通の恋愛関係であれば相手にのめり込んでいた時期かもしれません。
けれど相手は既婚者。何も思わなかったでしょうか?
2:慰謝料を払いたくない場合は彼と別れてという言葉に対し
→付き合って○ヶ月のラブラブな時期に冷静に別れを考えることができる女は普通いない。
だから別れない=慰謝料を払うという道しかなかった。
ラブラブな時期であれ決断しなければならなかったのはあなただけではく私も同じです。
あなたと彼との関係が発覚してからあなたには一ヶ月の猶予を設けました。
それは私自身がこの結婚生活にピリオドをつけるべく気持ちの整理をするためと
あなたがどれだけ彼を愛しているのかを試すためです。
冷静に考えることができなかったのは私も彼もあなたもみんな同じなのです。
だけど色々なことを決めなければならなかったのですよ・・・
3:セックスレスだし家ではご飯も食べない、会話も無い。
→これは付き合うきっかけにもなった彼の言葉。ここまで聞けば離婚に踏み切る勇気がないだけの
話であって奥さんへの愛情もないはずと女なら誰だって思うもの。
またセックスレスだったという事からも奥さんの心は彼に対し何らかの壁みたいなものがあって
夫婦ではなくただの同居人になっていたのかな。そう考えるのが普通だと思うのですよ・・・。
彼があなたと付き合いたい。目の前に落ちそうなあなたがいる。
そんなときに「家庭は上手くいっている」と言えるでしょうか?
私達夫婦には子供はいませんでした。ですから離婚しようとすればいつだって離婚できたのです。
セックスレスに関しては彼に聞いてください。私から壁を作ったつもりはありません。
でも彼がそう感じていたならそういったことがあったのかもしれませんね。私からは言うことはありません。
食事を共にしない。これは彼と同じ業界にいたあなたなら分かるはずではないですか?
不規則な生活でしたから家で食事をしないのは当たり前でした。
食事を用意しても食べるか食べないのか分からない状態でしたので
彼が作らなくてもいいよと言ったのです。ただ休日は一緒に食事をしていましたよ。
会話もない。ありましたよ、普通に。
4:2人合わせて○○○円ということに疑問を感じてならない。
→気づくのが遅いと笑われちゃうかもしれないけれど私の出現前に離婚を踏み切っていたら
特定できない女達に対しての彼の浮気行為やこれまでの夫婦生活に対しての慰謝料だったら
○○○円しか取れなかったかも・・・。
でも特定できる女性が居たら矛先はそこに向ける事ができる上に慰謝料も上乗せできる。
慰謝料の金額にこだわっているようですが私はお金が欲しかったわけではないのです。
ですから金額なんてどうでもよかった。ただ私が提示した金額に納得するようでしたら
2人は本当に一緒になりたいのだと思いました。それだけの金額を払ってでも一緒になりたいのだと。
ただあなたと彼がした不貞行為に対してどれだけ傷ついたのかということと
あなたと彼が踏み入れた「不倫」は決して許されることではなく不法行為あることを
知って欲しかったのです。
また同じ過ちを繰り返して欲しくないという気持ちもありました。
「特定できない女達」とありますが以前の浮気に対して相手の方はすべて特定しています。
でも慰謝料の請求をしなかったのは彼の「やり直したい」という気持ちがあったからです。
今回はそれがありませんでしたですから離婚に至ったのですよ。
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つづく・・・