ビブリア古書堂の事件手帖4~栞子さんと二つの顔 三上延 | ちわ☆わんつーmemory 

ちわ☆わんつーmemory 

日々の忘れたくないこと

ビブリア古書堂の事件手帖4読了
今回は江戸川乱歩に関しての内容なんですが、
テレビドラマを先に見てしまったので… いつもの本の蘊蓄はおもしろかったのですが、謎解きの方は。。。テレビドラマでは伏線だったあのシーン
原作も同じ?  
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)/三上 延
¥599 Amazon.co.jp
内容紹介
珍しい古書に関係する、特別な相談―謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その家には驚くべきものが待っていた。稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいと持ち主は言う。金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。そして、深まる謎はあの人物までも引き寄せる。美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈してくるのだが―。
テレビといえば、前回出てきた業者による古書の交換会
朝の情報番組で実際の交換会が紹介された日がありました。
  ドラマと一緒だった

今回のビブリアさんは1冊すべてで乱歩の古書に関しての話。
ついつい、乱歩への興味が湧くようになっています。

どうも自分の読解力に自信がありません。
文章だけだったら隠し場所がどのようになっているか頭に浮かんだかな?
ドラマで見ていたから、スムーズに想像できましたが。

解決後、母親から同行を求められたときの栞子さんの返答がふるっていた。
この一言でぐっと栞子さんへの好感度が上がりました。
そして最後の意外性~
メールに対しては、私も腑に落ちない思いがあったので、納得。

人間、<好きなこと>への思い入れが強いと、ここまで行くのか。。。
母としての思いは納得できませんが。
タイトルの二つの顔
鹿山明のような二面性  そして栞子さんと母親とのよく似た二人の顔の両方に掛けたタイトルなんでしょうか…

どうもシリーズはこれから後半へ向かうそうです。
次はどんな話でどの作家さんを取り上げるのでしょう?