参院選も終わりまして、改憲勢力が過半数を獲得しました。
日本人て本当に変わらないですね。
戦争だの原発だのTPPだのと普段はあれだけ、国民無視の政治をしているくせに
選挙になると相変わらず、権力側は勝ちます。
日本国民の多くは変わらないことに期待しているといいます。
変わることに不安なのでしょうか、、、、
あの政権交代はもう二度と起こらない幻なのかもしれません。
政権交代は起こらなくても、過半数を割ることはできたはずです。
そうなればもう少し、国民の意見に耳を傾ける姿勢もあったでしょうが
過半数を獲得できた今ではもう無理でしょう、、、、
秋からはいよいよ改憲に向けて、動き始めるそうです。
国民をどんなにいじめても、選挙になればやっぱり自民党だ、、、、
安倍の得意げな顔がちらちらしています、、、
小学生の子供を持つ知人が、
「原発も、TPPも消費税もみんないや、、、だけど改憲は一番いや」
と涙をこらえて言いました。
改憲改憲と安倍首相は言うけれど、改憲は政治から変えて言いわけはない。
もし変えるのならそれは国民の大多数の側から、湧きあがらなければならない。
国民の多くが反対であるのに、なんで政治の側がその意見を無視して変えるのか、、、
今回の選挙では若者の多くが、与党側に入れたといいます。
その若者はいつか自分たちの身に降りかかってくるかもしれないのに
不思議で不思議でしかたありません。
それとも70年以上にわたって、平和であった日本には戦争なんて起こるわけないと
たかをくくっているのかもしれません。
戦争を経験したことも、聞いたこともない今の世代には、自分たちとは縁のない
どこか外国の話としか受け取れないのかもしれない。
「日本は戦争なんて起こるわけない」
「日本は改憲して、もっと安全な国になる」
「今の憲法はアメリカに押し付けられたものだから、改憲してもっといい憲法にしなければ」
そう思わされて選挙に一票を投じたあなた、、、
だったらなぜ安倍首相は選挙で、改憲を柱としなかったのでしょう、、、
選挙前は改憲改憲と騒いでいたくせに、選挙になったら改憲をぼかして選挙に臨みました。
国民にとって改憲がいい結果をもたらさないから、改憲をぼかしたのです。
菅幹事長は、憲法の前文と九条を変えなければといいました。
憲法の前文と九条を知っていますか？？？
●日本国憲法の前文
日本国民は正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの
子孫のために諸国民との協和による成果と、我が国全土にわたって
自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないように
することを決意し、ここに主権が国民に存ずることを宣言し、この憲法を確定する。
●憲法第九条
日本国民は正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国家の発動たる戦争と
武力による威嚇または、武力の行使は国際紛争を解決する手段として
永久にこれを放棄する。
菅はこの憲法を変えようというのです。
つまり国家が発動する戦争を、憲法では永久に放棄すると定めているのに
その部分を変えるということは、武力による威嚇も武力行使もこれからはするということです。
これほど国民の生命を守る大事な憲法を変えると、与党は言っているのです。
だから選挙で改憲をぼかしたのです。
アベノミクスがどうのこうの、力強い日本をつくるために、、、なんてどうでもいいことを
まくしたてて本命の改憲をぼかして、選挙に打って出たのが自公の選挙対策でした。
そして相変わらず、変わらない大多数の国民によって、またも国民いじめの自公政権が
これからも続くことになりました。
自公政権を選び、それで満足している大多数の人はそれでいいかもしれないけれど
自公政権に辞めてもらいたい人々にとっては、非常に悲しむべき結果です。
あるブログにこんなことが書いてありました。
郵政民営化で、小泉純一郎が勝利したとき
TPP 賛成6割
原発 賛成6割
郵政民営化 賛成6割
バカで無知な6割の奴らのために、日本が侵食されている。
確かにそうかもしれません。
戦争放棄、平和主義、、、、これはもう今の日本人に血肉化しているものです。
だから平和ボケして、戦争なんて起こるわけない、、、、とたかをくくって改憲をぼかして
選挙に臨み、選挙で勝って秋には改憲議論を推し進める、、、、
だって 国民がそれでいいというんだから、、、、
自公は胸を張って改憲議論を推し進めることでしょう、、、
平和ボケしたその果てに、平和憲法を変え戦争に突き進む政権を選ぶ👍とは、、、