こんにちは、
ラッコ系心理カウンセラー 志緒村亜希子です。


今日の記事は暗いよー。
春の一日をどんより過ごしたくない方は
スルーしてくださいね。

さて。

最近、「どうしても壁の向こうに行けない」
という感覚がありました。

無意識に何かを避けようとしている。

今日、ある方のオープンカウンセリングを聞いていて
分かったことがあります。

それは、ある感情を感じないように、
人前で出さないように
笑顔でひた隠しにしてきたこと。

それは、「悲しみ」と「怒り」。

どうやら、壁の向こうへ進めない理由が
ここにあるようです。


 ラッコ  ラッコ  ラッコ


小学生の頃、いじめに遭ってました。

何の前触れもなく無視されるのはしょっちゅう。

校庭にあったお相撲の土俵で
何人もの子と戦わされたり

(運動能力に優れていた私はうっかり勝ち続けてしまい、
それが彼らの更なる怒りを買ったのは言うまでもありません
当時ちょっと得意げには思いましたが 苦笑)

あの頃、既に怒りやさみしさを感じることを
止めてしまっていたのでしょう。

怒ったり反撃したりすることを諦め
嵐が止むまでポーカーフェイスで
やり過ごすようになっていました。

すると、いじめはどんどんエスカレートしてくる。


ある日、放課後の教室で

いじめっ子たちから、顔にチョークで絵を描かれたり
「オラオラ」と、カッターナイフを頬にペトペト当てられたりして
さすがの私も怖くて泣きました。

やっと解放された時
泣きじゃくる私に言ったボスのひとことに

「泣いて家に帰るとこのことがバレるから
帰ったらすぐに顔洗うんだよ」

・・・感情を消し、判断能力を失った私は
素直に彼女に従いました。


玄関を入ってすぐ洗面所へ直行し

夏でもなく汗もかかない季節に
「あ~~暑い」
なんて小芝居もつけて。

思い通り、母は気づくことなく
いつもの緊迫した食卓についたのを覚えています。


母にばれない様に
いじめっ子軍団のボスの指示に従ったのは

「いじめられている事を親に知られたくなかった」から。

いつもピリピリして私を監視してくる母。
家は私にとって安心できる居場所ではなかった。

だから、いじめられていることについて
親に心配かけたくない、という気持ちよりも

「もうこれ以上親の手を煩わせてしまうと
更に自分の居場所がなくなる」

「いじめについて親が学校に抗議しに行くと
友達に迷惑がかかる。
すると学校にも自分の居場所がなくなる」

ならば私がいなくなればいいんだ、と
夜お布団の中で考えては

それも親に迷惑がかかってしまう、と
さめざめ泣いた覚えがあります。

行き場がなくなってしまったんですね。


こんな混沌とした子供時代を過ごしたのに
両親は私のことを
「ひょうきんで明るい子だった」と言います。

ひた隠し成功。

ただ、実際そういうところはあったし
私も自分で明るい性格だと思ってました。

一方で、どこかすごく無理して
我慢して元気を演じていたんだなと思います。


あの頃の悲しみや怒り。
表現すると親に迷惑がかかると思っていました。

あんなに親ともケンカして泣いたり
わめいたりしたのに

本当の本音は言えなかったんだなぁ。


じゃあ、いま言ってみよう。


あ~~~~ 悲しかったよ。

あ~~~~ 苦しかった。

助けてほしかった。

気づいてほしかった。

一人ぼっちだった。

明るいフリをしてた。

皆を笑わせようとピエロになってきた。



小さいアッコさん、良く頑張ったね。

もう怒ったり、悲しんだりしてもいい。

誰にも迷惑はかからない。

私は感じた事を伝えてもいい。

嫌だって言ってもいい。

やめてって言ってもいい。

分かってって言ってもいい。


あの気持ちをちゃんと感じて、出してあげたら
やっとあの子が成長できる。



まだ感じ切るのに時間がかかるので
ああ良かった!とは言えませんが
ここに気づかせてくれた、かわいいあの方
そしてぢんさん、ありがとう。


しかし今週は
昨日のオープンカウンセリングといい
今日のいかりんといい
すごく大きな癒しパワーが働いているような気がします。

明日から初級セミナー2DAYS
そしてBeトレと続きます。

このパワーが東京から京都
うしへ届きますようにはぁと


葉っぱ今後のオープンカウンセリング スケジュール&登板表ゾウ