家の鍵をかけることは、一大イベントです。「チコちゃんに叱られる」を見て | 本当に笑いたい時だけ笑えばいい:ミニマムに生きる



昨年の写真で申し訳ないです。愛知県の一宮駅(JRと名鉄(私鉄)あり)には、駅ピアノがあります。
これは、尾張猿田彦神社さんから提供されているピアノです。

定期的にイベントが行われていたり、このエリアでアイドルさんが歌っていることも。

ただ、左手にある一宮名鉄百貨店は、2024年1月31日をもって閉店します。この場所で23年。

元の場所では名鉄丸栄という名前で私が子供の頃からあった百貨店。屋上には遊園地があった百貨店です。

調べたら1969年の開店でした。

前回、強迫性障害の話を書きました。本日もその話が出てくるので、症状をお持ちの方はご注意ください。
私は楽になった話ですが、そうでない方もいるかもしれないので。

実は、一昨日のNHKで放送された『チコちゃんに叱られる』で

“鍵閉めたっけ”となるのはなぜ? というのがありました。

 

この部分、猛烈に緊張して見ました。チャンネルを変えようかと何度も思って、それでも知りたい気持ちが勝った部分です。

何か想像しない理由があったら、私は再度苦しい状態に陥るかもしれないと思って本気で怖かった。

そういう人一定数いたと思う。
 

“鍵閉めたっけ”となるのは、とても当たり前のことだと思います。

ただ、一般的な人は、大丈夫だねとなると思うんです。

しかし、強迫性障害の人は、それが始まると何もできなくなります。
過去に実際にあったのは、約1時間かけてコンサート会場に行き、着いたとたんにそれが始まり、コンサート始まる前に家に帰ったこと。家に着いたら、もちろん家には何の問題もなく(ほぼそうなのに、止められない行為)、再度コンサート会場に行きました。コンサートは半分以上終わっていましたが。それでも行きました。私には行くことに意味があるので。これは、今でも明確に覚えています。

 

番組で解説された“鍵閉めたっけ”となる理由は、鍵をかけるとき何も考えていないから ←言い回し違うかも。
というもので、ルーチンになっているからとか、鍵をかけながら天気を気にしていたり、乗る電車の時間を気にしていたりするからとか。要は、脳の記憶にはキャパがあり、ルーチンで行うことは大切なことではないので、記憶のキャパに残さないように脳が行っているというような理由でした。正しく書けてないかも。

これは、今の先生が教えてくれた確率論だな~と思って。日常的にやっていることは、基本できていることが99%なんです。いや、99%以上なんです。でも、こだわりはその99%以上を疑うことから始まるんです。

疑うべきは、99%以上のことではなく、もっと確率の低いことで良くない? ということを教えられました。

あとは、99%以上OKのことにエネルギーを使うよりも、もっと使うべきことにエネルギーを使ったら良いよね、ってことも教えられて、それでかなり楽になったのと繋がりました。
今、東北で新たな学びをしているのは、エネルギーの行き先を変えるための自分での実験です。

 

しかし、とはいえ、私にとって今でも鍵をかけることは毎日一大イベントですが、それはそれでいいやと思る程度にはなりました。部屋のドアから、エレベーターや階段数段おりたとこから、何度戻ったことか。これは、今後も続くけれど、まぁ、でもそれも運動かな、とかね。

 

前回書いたように、自分でここまではOKとなれば良いかと。完璧に治す的なことを書いてらっしゃる方もいますが、それは無理にというより、徐々にの方が私は楽です。

確認は、ゼロにしたら逆に危険ですから。

 

毎日、一大イベントがある状態ですが、一大イベントをしても不安になるのがこの病気。あんなに確認したことを疑うのです。全然、自分を信じていない。

発症した原因のひとつに、自分を信じられないようなことが続いたことがあるので。これはしゃーないな~と。

 

こんな風にテレビ番組の中にも、ドキドキさせられるものが多い。

そして、多くの方がいろんなことを抱えているので、私が何とも思わないことでドキドキしている方も多いと思うんです。

 

みんな何かを抱えている。ハッピーだけで作られている人はいない。

他人からハッピーに見えることが、本人には苦しいこともある。

ないモノねだり。隣の畑的な。

 

2023年、年末にこのようなことを書くとは。

何ども書いて申し訳ないですが、4年前の今日は、生きることがかなり難しくなっていました。

そして、深夜に救急搬送されました。

今、未来を語れる自分が本当にありがたく嬉しい。

 

そして、
こんなこと語ってみました。
完全に強迫性障害が見えない記事です。これはそういう記事だから。

インタビューを受けると、自分の現状が整理できます。
年末に、自分の2024年からを見つめることができました。

感謝です。