ウタさんが旅立って

一夜明けました。


亡くなってから

悲しみにくれる間もなく

まず最初に考えるのは

さて、このご遺体をどうするか・・・です。


特に今は暑い時期ですから

早々に対処しないと

腐り始めてしまいます。


とりあえず

近所のスーパーに行って

貴重なドライアイスを分けていただきました。

(ラ○フさん、本当にありがとうございました。)


ウタさんがずっと過ごしていたケージに

ドライアイスを入れ

ウタさん愛用の布を敷き

その上にウタさんを寝かせ

さらに掛け布団のように布をかけてあげました。


いつも私が仕事をしている部屋に

ウタさんが寝ているケージを運び入れ

クーラーがんがんにかけ

冷蔵室状態にして

一晩過ごさせました。

(ぶっ壊れたクーラーを買い換えておいてよかったです・・・)


ダンナはインターネットで

ペットを火葬してくれるところを探しました。


いろいろ検討し

ウタさんは

慈恵院さん でお世話になることになりました。


仕事がお休みの土曜日に

ダンナと2人で立ち合いのもと

荼毘にふしてもらいます。


それまでの間は

慈恵院さんで

腐らないように預かって下さるそうです。



そんなわけで

ついさきほどウタさんは

お迎えの車で

一足先に慈恵院さんへ向かいました。


以前、ダンナの実家の愛犬センムを火葬にしたときは

何だかあっという間に連れて行かれてしまった印象だったのですが

今日は別れを惜しむ時間もちゃんと取っていただき、

私達飼い主への配慮も十分に感じられて

本当にありがたかったです。


ウタさんの腕には

小さなお数珠も付けてもらいました。


棺は特に発注しなかったので

白いダンボールでしたが

金属以外は何を入れても構わないというので

いつも食べていたペレットやクッキー類と

(特に大好きだったアメリペットは大量に)

チモシー(干し草)と

昨日から枕元に飾っておいた向日葵の花、

それからウタさんへのお手紙を入れてあげました。


最後に

もうすっかりかたく冷たくなったウタさんを

抱きしめました。


かわいいかわいいウタさんに

もう触れることができなくなってしまうのは

本当に悲しい。


ウタさんを抱っこしたときの重さや

首元・腕元のフワフワ感(ウタもそこを触られるのが大好きでした)は

一生忘れたくないですよ~。


土曜日にはもう一度会えますが

それが本当に最後です・・・