B48:台風シーズン到来①台風情報はこうして見る! | ゴリィ【オルゴールアーティスト・カラーセラピスト・防災士】

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さて、台風のシーズンがやってきました。今回も「梅雨特集」に続いて「台風シーズン到来」特集で何回かに分けて連載していきます。

 

今回のテーマです。

 

「台風情報」の見方は覚えておきましょう!

 

 

台風の情報をテレビなどの画面で見ると、主に2つのものがあります。

①今、台風がどの辺にいるか(実況図)

②これから台風がどう動いていくか(予想進路図)

 

今回は、この2つを「正しく見る」ことを覚えましょう。

 

 

①今、台風がどの辺にいるか

 

台風の中心が×印、そこを取り囲むように赤い円(ない場合もある)、黄色い円があります。

 

そして、中心付近の気圧、中心付近の最大風速、進んでいる速さ、だいたいこのセットで情報が流れます。

 

中心付近の気圧は正直ピンとこないと思いますので、「中心付近の最大風速」が「台風の強さ」だと思ってください。

 

さて、赤い円は「暴風域」といって風速25m以上のものすごい風が吹いているだろう範囲を表しています。黄色い円は「強風域」といって風速15m以上の強い風が吹いているだろう範囲を表しています。

 

ちなみに、風速24mが吹いている場所は黄色い円の中です。赤い円に近い場所ですけどね。黄色い円の中、赤い円の中でも中心に近づけば近づくほど風が強いので、表示の見た目に誤解しないようにしてくださいね。

 

 

「台風の影響を受ける時間」と「台風の影響の受け方」は「黄色い円の大きさ」「進んでいる速さ」で想像できます。

 

「黄色い円」が大きい場合、台風の影響は長く続きます。そして、速度が遅ければものすごく長く続きます。

 

「黄色い円」が小さい場合は、台風の影響は比較的短いですが、速度が早ければ「あっという間に風と雨が強まる」(=備える時間がない)ということになります。

 

 

②これから台風がどう動くか

 

「進路予想図」といいます。白い線と円、と赤い線で表されます。

 

白い線と円は〇時間後、もしくは〇日後にどのへんに台風の中心が入るかを示しています。

 

赤い線は「暴風警戒域」といって、暴風域に入る可能性が高い場所を表しています。

 

細かいもので24時間予想(3時間おき)、おおざっぱなもので5日予想(1日おき)がありますが、見方はいっしょです。台風がまだ遠い場合は5日予想のほう、台風が近い場合は24時間予報を使います。

 

注意点は、次の2つ。

①5日予想の場合は、そこで台風が終わるように見えるが、実際はそうではない。

②進路予想図の範囲に台風が収まる確率は約70%。30%はその通りに進まないことがある(30%って意外に高いです)。

 

 

台風が日本列島に近づく遅くても2日くらい前には、次のことを最低限やっておくとよいです。

①屋外の飛びやすいものを屋内にしまう

②外出が危険になった場合に備え食料の確保

③停電した場合を考えて備えているものを引っ張り出す

④断水した場合に備えて水をくみ置く

 

このへんについては、次回以降の記事でくわしく紹介します。

 

 

それでは、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

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