■草創期~第1期終了までの軌跡
勉強カフェ社長の山村です。
起業を本格的に志したのが2008年5月末。
その時からブログを初めています。
今でこそ多くの方にお集まり頂けるようになりましたが、
開店当時は本当に大変でした。
オープン直前から第1期終了までの軌跡を赤裸々に公開。
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2008年10月くらい 入会金無料の仮入会受付開始
オープンまで30人の獲得目指す
11月13日
プレオープン
何人かの心温かい方にお越しいただくも、
オードブルを大量に余らせる。
ここまで仮入会者・・・ゼロ
11月17日
申請していた融資が諸事情で延びに延び、
OPENに間に合わず、2日延期
11月19日
融資決定と同時に今度はホントに
会員制書斎空間『BOOKMKARKS TOKYO』OPEN
12月末までの入会者30人の目標
やったるでー
11月末 会員数2名
12月25日
クリスマス
8月に子どもが出来て初めてのクリスマスなのに
とても祝えるテンションではなく、
またお金もなく妻にプレゼントも買ってあげられず、
屈辱的な日を過ごす。
12月末 会員数3名
このあたりでさすがに嫌な予感がしてくる。
役員報酬を止める。
◯◯カフェにして、敷居の低さをアピールしようと思い、
店名を『Progress Cafe BOOKMARKS』に変更。
Progressは「前進」、皆さんのさらなる飛躍を応援という
BOOKMARKSは応援するという理念をこめる。
2009年1月
当然お正月も実家には帰れず。。
新年開店直後、若干の入会者。
しかし!!
「勉強仲間との勉強を提案」が実現出来ず、
自習室に比べて見劣りする(中途半端にうるさい)と叱責を受けたりも
でも僕がやりたいのは自習室ではないので、
いつか認知されると信じて、なんとか続ける道を選択。
計画売上を大幅に修正。
このままでは4月まで持たないという状況が迫る。
あまりに夜に誰も来ないので、
営業時間を朝方にシフト、10時開店21時閉店とする。
販管費の抑制に走る。
そこそこ効果の出ていたリスティング広告を
思い切って中止し、
無け無しのお金を払い、
株式会社レバレッジさんのブログコンサルティング契約 を結ぶ。
ブログを書く時間だけはたくさんあった
1月末 会員数 8名
2009年2月
弱虫コーチの肌勢さん と初めてお会いする。
「Progress Cafe」の「Progress」の意味が解らないと
指摘され、もっと誰でも分かる言葉にしないといけないと気づく。
もっとも簡単な言葉ということで、「勉強」とカフェをくっつけることに。
実はここでやっと「勉強カフェ」が誕生(笑)
遅いよ・・
この頃からレバレッジさんのアドバイスのもと、
ブログのデザインと書き方を変える。
お店ではもちろん、妻にもツラそうな態度は見せず、
しかし夜は眠れない日々が続く。。
2月末 会員数 6名
2009年3月
いよいよ大ピンチ
人間、追い込まれると力を発揮するものです。
・料金体系を一新、現在と同じプラン選択制にする。
・僕が家に帰れる範囲内で、営業時間を思い切り延ばす。
目立つためだけに、営業時間を9:55-22:55とする。
・目標を紙に書いてもらい、ボードに書いてもらうことにする。
併せて、書いてくれた方は月会費を安くする
「目標設定割引」をリリースする。
・勉強カフェ専用ホームページ を2晩徹夜して仕上げる。
・無料見学会を開催し、一同に興味のある方を集めることにしてみる。
目標設定のセミナーに出ていたので、
そのエッセンスを加え、
「目標設定セミナー付き無料見学会」とする。
最初の見学会、参加者・・1名(笑)
その後、会員さんにサクラをお願いしたり。
ブログの効果が出始める。
ブログを見てご来店の方がチラホラと。
3月後半になってかすかな手応えを感じ始める
でも資金繰り的には限界が近づく
3月末 会員数 17名
2009年4月
社会一般的に新年度ということで、
勉強カフェ的には大チャンス(なはず)ということで、
報道各社にプレスリリースを送りまくる。
残念ながらいずれのメディアの関心を引くことが出来ず
一方、
「ブログ」→「目標設定セミナー付き無料見学会」の
流れが出来てくる。
月末の無料見学会で、
参加者7名全員がご入会という快挙を達成
そして、大きな転機!!
読売新聞さんから、取材の申し込みが来る
損益分岐点までは至らず。
来月の家賃を払うには分岐点越えが至上命題に。
残された時間はたったの1ヶ月。。。
4月末 会員数 33名
2009年5月
5月9日読売新聞朝刊に掲載
しかし、当時は店名が「BOOKMARKS TOKYO」としていたこともあり、
勉強カフェという言葉は使ってもらえなかったという誤算
この反省を生かし、
この日から店名を「勉強カフェ BOOKMARKS」にする。
正直、今回の件での集客効果は小さかったものの、
月末にNHKテレビの取材、放映。
この時も「渋谷区にある某会員制のカフェ」と
怪しさたっぷりの紹介をされる(笑)
目標売上高に初の到達、なんとか月末を凌ぐ。
あと1ヶ月遅れていたら、リアルに倒産でした。。
5月末 会員数 51名
2009年6月
勉強カフェに「お」がついて「お勉強カフェ」という言葉で
世に広まるという想定外の事態に
「お」はいりませんよ、「お」は。
西尾アナと話をしたことで、多くの男性会員の嫉妬を買う。
下旬には、日経新聞と日経MJに相次いで掲載。
入会者ラッシュが始まってくる。
会員様同士のマッチングもドンドン出来てきて、
ようやくやりたかったことが出来るようになってくる。
そして7月から始めることとなる・・
僕が起業を志した時からビジョンとしてノートに書き殴っていた・・
会員様が講師で会員様が受講生という
「勉強会」の開催の下地が出来てきました
6月末 会員数 70名
・・・とここで、株式会社ブックマークスの
波乱の第1期がなんとか終了
本当にギリギリでした
妻と娘の存在がなかったら、無理だったと思います。
皆様、起業の計画は慎重にね
無料見学会 で僕が軌跡についても直接お話しています。