現地語の病院名にこだわる意味 | 看護師ayamiの海外医療ガチblog

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国際医療協力活動のマネージメントに日々奮闘中の看護師の日記。ジャパンハートのミャンマー・カンボジア・ラオス・日本での活動の舞台裏を紹介します。知られざる人間ドラマやちょっと笑える珍事件など盛りだくさん!アジアの子供たちの笑顔や料理なども写真でお伝えします。


内装もほぼ最終段階を迎えているグッド!

青い空に緑の芝生、外壁は柔らかいピンク色で落ち着いた雰囲気になっている。
玄関横にはカンボジアの国の象徴「さとうやしの木」がそびえたつ。
工事中に幾度となく切断される危機に見舞われながらも、なんとか生き残ったつわものだ柔道

今回の建物の広さはおよそ700平米。3つの手術室と病棟。1つの分娩室。あとはレントゲン室、ナースステーション他いくつかの部屋がある。
規模の縮小により、狭すぎないか心配だったが、大丈夫そうだべーっだ!

この近くには「ウドン」という古都がある。
カンボジア人にとっての避暑地-ウドン山という観光名所もあり、毎年多くの人が訪れるゴルフ
古くからの言い伝えによると、昔日本の商人がこのあたりに住んでいて、カンボジア人にウドンを振舞ったことから、この地名がついたそうだ。
もしこれが本当であれば、カンボジアと日本の非常に長い歴史があった町ということになる。

私たちはそんなことを知る由もなく、現地保健省が提供したこの土地でやることになった。
なんだか「縁」というものを感じざるを得ない。


100年地元に愛される病院にするため、こだわったこと。
それは病院の現地語の名前である。

私の経験では、何十年も歴史のあるカンボジアの病院は、現地の人々にはやがて現地語で呼称される。
いつ、誰が、呼んだ名がどのように受け継がれていったのかはわからないが、親しみを込めて呼ばれている。

であれば私たちが呼んでほしい名前を最初から付けてしまおうってことで、
現地人スタッフや学生などを集め、しこたま考えてもらった合格

その結果、一つの名前に決まろうとしているひらめき電球
これをもとにロゴマークを決め、病院の看板をはじめ至る所に出していく。

現場では5月開院に向けて、ラストスパートが既に始まっている。
この事業を確立するための2年間の苦労も吹き飛ぶ。
多くの方々の協力やご支援を受けて。
これから出会うはずの人々へ、確実に近づいていっている気がする桜


病院建設にはまだまだ皆さんのご協力が必要です。
↓↓↓
http://www.irodorucambodia.org/


ナースショック!彩未