悲しくない別れ | みっきーミトコンドリア施術CS60

悲しくない別れ



「今ならまだ誰か分かるから」急いで福島へ。父が1度目の離婚を離婚をした時、預けられて育った数年があるので、父親がわりのような90歳のじいちゃん。今逢わないと後悔すると思った。

まるで子供に還るかのように、凛々しいじいちゃんの瞳が、少年のように可愛かった。もう先は長くないと聞いたけれど、穏やかに苦しまずに、眠るように旅立つ姿が私には見えた。だから悲しくなんてない。悲しくない別れがあるのだと初めて知ったような気がする。

15年ぶりに逢う親戚の成長した姿とも再会できたし、何よりじいちゃんはみんなに愛されている。ばあちゃんなんてニコニコ笑顔で可愛かった。あんなじいちゃんとばあちゃんになれたらなと思う。

この投稿で伝えたいことは、ただひとつ。
「逢いたい人には逢って下さい」
距離も、事情も超えて。命ある限り。

じいちゃんが一生懸命書いてくれた年賀状。
これはきっと最後の手紙。
手帳に入れて、お守りにするね。
最後に願うとするなら、
じいちゃんに、桜を見せてあげたい。