(4/8)追記 関連エントリ->
放射能除去派の為の「どんなRO浄水器を用意すればよいか?」選択マニュアル
放射能除去派の為のアンダーシンク型RO浄水器設置方法ガイドライン


最近クラブの夜遊び、スポーツCLUBのスタジオレッスンをしていない。

(週末のHIPHOPクラスは欠席してないけど。)

震災自粛はほぼ終わりつつあるんだけど。

と、言うのは水道水中の~ベクテルって奴が気になって、おちおち踊ってられない、

なんとかしなきゃ、と放射性物質除去能力があるんでは、、一部で噂されている、

RO浄水器を北米から個人輸入して備えつけた。

こんな事やってたんで時間がとれなかったのよ。

具体的に、何やってたかと言うと、

(1)ネットをググりまくってRO浄水器の知識を集めまくり、

(2)北米西海岸のネットSHOPに$ベースで、自宅とone room用の2セットをオンライン発注

(3)1週間弱したら、こんな箱↓が届いた
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-RO浄水器2セットの荷姿


(4)箱をあけたらこんな感じ
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-RO浄水器組み立て前一式

(5)で、ホームセンター行って蛇口を直立させるために↓を買って
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-RO浄水器蛇口用タッパー

(6)シンクの下に潜り込んで、水道工事みたいなことして↓
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-RO浄水器取水部分拡大

(7)こんな風にタンク付きのごつい物をくみ上げました!
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-RO浄水器取りつけ状態

(8)で、こんな、ごつい仕組みで、どんな凄いことができるかと言うと、
  ↓こんな不格好な蛇口から、タンクが空の時はちょろちょろとこれぐらいのお水がでるだけ・・・
    ただし、ガブのみしても安心!!(のはず?!)
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-RO浄水器蛇口部分

(9)タンクがいっぱいの時は、レストランのドリンクバーの水の蛇口ぐらいにはでるんだけど、
タンクを満水にするのに時間がかかる。水道の圧力が少ないせいだ、圧が足りんと放射能の除去率あ
悪くなる、なんて情報をネットで仕入れて、ポンプやらなんやら追加部品を、追加で個人輸入
そして・・・
$BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-加圧ポンプ追加
こんなメカメカしい感じに。もはや浄水器と言うよりはシンクの下の純水製造SYSTEM!

(10)製造されたお水が純水の証し!が以下。ワンタッチで不純物測定できる優れ物 HM Degital社のDual inline TDSメータで計測した不純物ゼロを示す0ppmの値!
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-DM2-0ppm

(11)ポンプを追加したのはいいが今度は圧力が高まりすぎてこりゃやばい!。
都心の夜遊び部屋に設置したRO浄水器を使って圧力を適正値まで減圧すべく
色々実験!(このあたりの経緯はここ参照)
最終的に減圧弁の追加で問題解決!(そのあたりの経緯はここ参照)

(12)やっと安定運用できるようになったので浄水器がこけないように地震対策!
ホームセンタ行ってプラスチック製の工具入れみたいな箱を大小1個づつかってきた。
小の方は蓋つきで。大箱には浄水器本体を入れ、小箱には加圧ポンプと電源UNITを入れた。
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-地震対策パーツ追加後
小箱には水を通すTUBEと電線を通すために金ノコで切り込みをいれた。蓋にもね。

で、以下のように大箱のすきまに小箱を横にしてつっこんだ。
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-本体とポンプ合体後
これだけなのでちょっとグラグラはするんだけどちょっとやそっとでは浄水器はこけません。

ちょっと重いけど大箱ごとシンクの下に簡単に出し入れできます。
入れた状態は以下のような感じ。
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-地震対策後
地震対策以外に、少々の水漏れに関しては、箱が受け止めてくれるので、漏水対策もかねてます。



(13)one roomマンションの方のRO585を実験台にして輸入した水圧センサとDM-2プローブに
つなぐ回路を電子工作してメンブレン性能を測定できる装置をでっちあげた。

一番苦労しているのが、DM-2プローブを読みとるこんなアナログ回路基盤。
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-初号機DM-2プローブアナログIF回路系

で、こいつから、送られるパルスをデジタル処理をしてLED表示して、
スケーリング処理なぞを行うデジタル回路と、LED表示部。
普通ならマイコン使う所を、たまたま使わないでほったからしにしていた
FPGA評価ボードを流用。回路記述はverilogで、FPGAの全ゲート数の8%しかつかってません。(笑)
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-初号機デジタル回路系
FPGAの評価ボード上でデジタル処理したDM-2プローブ読みとり値を再度アナログ電圧値に変換して、
輸入した水圧センサ値読みとり回路とともに、秋月電子のデータロガーに接続するという構成。
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-初号機水圧センサ、電動ポンプIF系とデータロガ
これらの、なんやかんかと、電源アダプタなども含めると、全部の部品が、
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-初号機全部品イメージ
と言う感じ。多すぎ(笑)

むりやり、段ボールにくくりつけて、RD106に乗っけてみた。
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-初号機全景イメージ
不格好、そしてスゲー怪しい、どこのテロリストの時限爆弾かと。(笑)

でも、とりあえずは、とりたいデータはとれるようにはなったみたい。

こんな感じで、測定したデータを回収して、
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-初号機からデータ回収中

こんな感じでExcelグラフにして、RO浄水器を、どう改造するかの、ネタ集めをしていたり。
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-RD106+電動ポンプの圧力と浄水度変化

$BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-初号機-長時間測定の試し測定

$BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-RD106-ROの漏れ


(14)こういうROオタク+電子工作オタク活動は家のものがうざがるので、オタ趣味の活動の主体はone roomの方で。自宅は、純粋に使い勝手向上に取り組む。ひたすらローテクで。(笑)

例えば、100円SHOPで買ったフォークを改造してTUBEとりはずし用ジグをつくってみたり。
$BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-ワンタッチ継ぎ手を簡単にはずすジグ

釣り具店いって、↓こんな、鉛のおもり1KGをかってきて、
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-かめ8号おもり

こんな感じで、蛇口台がわりのスリムな食品保存ケースのおもしにしてみたり。
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-蛇口2.0


(15)自宅には週末しか帰らないためついついPPM測定をわすれがちになるので自室one roomにもっていってしまったDM-2を追加手配して自宅のRD106にちゃんととりつけてみた

取り付ける前のDM-2は電源スイッチをいれると0ppmを表示する。
電極の間に水がないから電気が流れないから。
$BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-取り付け開始前DM-2

ひっくりかえして背面をみてみると、
校正(キャリブレーション用の調整半固定抵抗が3つ見える。ネジ頭も見える。
$BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-取り付け開始前のDM-2の背面

電子工作趣味のオッサンとしては、「ここに水がかかったら表示されるPPM値は狂いまくるだろうな」と
想像してしまう。半固定抵抗がPPMの高い水かぶったら抵抗値が変化するのは当たり前であろう、と。
なので、ビニールテープ張って、簡単に、防水しました。
$BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-DM-2の背面をビニールテープで追加防水
もともと乾電池2個しかつかわず、それで1年以上持つ、という低消費電力なので熱の心配は無用。


プローブは付属のT時型継ぎ手に差すのだが、プローブ電極が水の流れと垂直になるように、
2本の電極が以下のように見えないとダメ。
$BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-プローブを回転させ電極2つみえるように

準備できたDM-2はシンク下の壁面に貼りつけました。
DM-2は前面が「水しぶき防水」になっているのですぐ横のポンプから水が噴き出しても
とりあえずは、酷いことにはならないのではないか、と。
ちなみに、携帯電話と同じで、冠水、浸水による故障は、メーカ保障の対象外。
$BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-シンク下の壁にDM-2をはりつける

プローブを本体に取り付けるわけだが、意図的に、INプロ―プとOUTプローブを逆にとりつけてみた。
赤いINプローブを、DI2段の後段に。
青いOUTプロ―プを、RO後段に。

BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-工具ケースにいれたRD106


取り付け完了したセットをシンク下へ。
$BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-DM-2プローブをつけたRD106

なぜ、逆にとりつけたか、と言うと、DM-2はPOWERスイッチをいれるとまず、IN側プローブのPPMを
表示する。例えば、以下の様に。DIを2段にしているから当然0ppm表示。
DM-2のPOWERをいれれば、即座に、RO+DI×2の最終品質が確認できるということですね。
$BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-RO+DI×2が0ppmに

そして、OUTのPUSHボタンを押すと、RO直後のPPM値が測れると。
こっちは、毎回測るもんでもなし、と、あえて、INとOUTを逆にしたわけ。
$BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-RO水が1ppmに
この例では1ppmになってる。通水開始後は最初は10pmmオーバなんだけど
そのうちに値が低下して1ppmにはなる。でも、10ppmオーバの浄度の低い水が
タンクに流れ込んでしまっているんだよね。こいつを捨て水する機構が今後の課題


(16)中国から買ったカーボンフィルタが完全にプラスチックフィルムで包装されていないので
長期保存できなさそうなので、先行してフィルタ交換してやろうと考えているのだが、
フィルタ交換時に、フィルタハウジングのOリングに、DOWの111という潤滑油を
ぬると、Oリングが長持ちするということで、DOW111潤滑油を、ebayでかってみた。
ROオタクなので、デカイサイズをかってみた。日本で法人向けに販売しているのに比べて
海外送料含めても半値(笑

こんなのが自宅に届く。USPS(アメリカ郵便公社)→日本郵便という経路で。
これで、アメリカ→日本 の送料が$12 今のレートだと1000円切る計算。
$BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-DOW111荷姿

中身はこんなの。
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-DOW111潤滑油のでっかい奴
個人で使うには普通であれば使いきれないはず。でも、いろいろ、遊んでいる俺は後悔しないはず。


(17)中国からかったプレフィルタやUSのfilterdirectからかったプレフィルタをとりまぜて、
DOW111潤滑油つかいつつフィルタ交換。ついでに、停電時でもRO水生成できるように、
電磁バルブをバイパスするボールバルブを追加。各ポイントに点検用ボールバルブを追加
若干だが水漏れトラブルも発生したので、工具トレイの底にROエレメントなど移動し、
電装系を最上階へ。高圧SWの固着トラブルのせいで電源アダプタがにヘタリがでていたようなので
秋月電子の電源アダプタに交換。ポンプ挿入位置もRD106Pにあわせて1st後に変更。
DIフィルタは縦置き設置がよいと判断して変更。
などなどを施して、現在はこんな外見。

BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-組み直したRD106

イメージ中央の電磁バルブはまだ運用は開始していないが、ROエレメントの通水再開直後のPPMの高い水を自動捨て水するためのバルブ。現在、制御回路を開発中。


(18)自動捨て水回路VER1が出来上がったので運用開始!

RD106の上に100円SHOPで買ったタッパーを載せた。
このタッパーの中に、DM-2プローブでRO水の純度を測定し電磁バルブを制御する
電子工作が格納されている。

BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-タッパーに入れた自動捨て水回路

生成されたRO水の流れる配管付近は以下の様な感じ。
BEAT IT !!   IT業界の踊るオヤジのブログ-自動捨て水排水合流部分

RO水のPPMをDM-2プローブで測定し、電子回路で純度測定して、純度が高い場合には、
上側の電磁バルブをONしてRO水をタンクにためる。純度が低い場合には、下型の電磁バルブをONして
RO水を捨て水する。捨て水は、本来の排水経路へ、逆止弁を介して、合流させた。