中国人は赤と黄が好き-1
現在中国深圳のホテルでこのブログを書いています。
24日(金)に、長江の河口にある長興島の漁港廻りの街づくりコンペの仕事で、上海に入りました。
25日(土)にその現地を見学しました。その仕事の参考とするため、事業提案者の人達と合わせて8人がワゴン車に相乗りし、26日(日)に同じく上海の長江の河口にある崇明島、淅江省舟山市、27日(月)に淅江省杭州市に行きました。28日(火)に新幹線に乗って福建省福州市に、上海から南へ南へと海岸伝いに漁港ばかり見てきました。そして、今日、福州市から飛行機で深圳市着きました。その間、毎晩ホテルに着くのが深夜の12時過ぎになるたいへんハードスケジュールでした。
その間、まったく余裕がなく、長らくブログをお休みしていました。今晩は、事業提案者の本社ビルの中にあるホテルに宿泊し、明日の打ち合わせが、同じビルで10時半から行われるということで、久しぶりにブログを書く余裕ができました。
つい最近発生した尖閣諸島沖の中国漁船の衝突問題が片付かないうちの、中国の漁港とその関連施設を見学して回る旅でした。日本を出る前は漁港関係者から何かいちゃもんをつけられるのではないかと、心中たいへんな不安を抱えた旅でした。しかし、私達が訪れた各地でお会した漁港関係者から、たいへん心のこもった親切な応対をしていただきました。現在日中間で騒がれいることなど微塵も感じさせないものした。
今回の旅行で仕事の参考資料として800枚ほど写真を撮りましたが、今回のブログは、そのうち27日(月)淅江省舟山市の漁港を訪問した時の写真を紹介したいと思います。舟山市自身も街全体が島ですが、その舟山市本島の沖合の小島にあった仏教の名山「普陀山」を紹介したいと思います。
「普陀山」は、Wikipediaにはこう紹介されています。
普陀山(ふださん、拼音 : Pǔtúo Shān )は中華人民共和国 浙江省 ・舟山群島 にある島 。中国四大仏教名山 (仏教 の聖地 。五台山 、九華山 、峨眉山 、普陀山)の一つで、観音菩薩 が祀られている。年間360万人を超える観光客が訪れる。
■ 普陀山-1
上の写真は、普陀山の入口の山門です。黄金色の屋根瓦と黄色の外壁をもって
います。
この山門を見る前には、日本の神社仏閣の黒灰色の屋根を見慣れた日本人の
目には、以前写真で見た中国の仏閣の黄金色の瓦葺きの屋根は、成金趣味で私
の趣味には合わないなと固定観念をもっていました。
しかし、この仏閣を見て、私の認識が間違っていたと認めざるを得ませんでした。
この山門のほか、次の写真の中門及び本堂の屋根が黄金色の瓦で葺かれて
いましたが、施釉焼のため、瓦表面に適度の光沢と焼きむらがあり、ゴールドと
言っても想像していたよりずっと落ち着いた輝きを放っていました。仏を祀る館とし
てふさわしい色どりになっていると思いました。
■ 普陀山-2
本堂の伽藍の前に蓮の池があり、先の写真の山門からこの池を渡るブリッジ
の中間に、上の写真の小さな中門がありました。先の山門と同じく、黄金色の
屋根瓦と黄色の外壁をもっていました。
■ 普陀山-3
上の写真は、本堂伽藍の前面の蓮池とそれを渡る石造のブリッジです。
■ 普陀山-4
■ 普陀山-5
■ 普陀山-6
■ 普陀山-7
■ 普陀山-8