感動と共感のプレゼンテーション―10分間で経営資源を集める
福島 正伸 (著)を読みました。
第一章 プレゼンテーションの目的
「社会に貢献する夢を描き、他人に共感していただくことで、自分が生きている価値を見出すこと」
(1)自分が最も輝いている人生を描く
(2)あらかじめ、事業の成功条件を整える
(3)真の支援者(共感者)を集める
(4)プレゼンテーションで人生が変わる
第二章 共感のプレゼンテーションとは
(1)伝わらない伝え方と伝わる伝え方
(2)共感を得られないプレゼンテーションとの比較
(3)共感のプレゼンテーションの特徴-「伝えようとするほど伝わらず、感動させようとするほど伝わる」
第三章 共感のプレゼンテーションのポイント
「事業は、はじめる前に成功させる」
「自分にないものは、他人が持っている」
「必要なものは、後から集める」
(1)明確な夢
(2)具体的な価値
(3)事業性-事業として成り立つ客観的な根拠
1.緻密な計画-週単位で期限を決める
2.客観的証拠-データや実例で伝える
3.リスクヘッジ-1か月目から利益が出る
第四章 プレゼンテーション・シート作成の基本技術
(1)感動の脚本-ストーリー展開はドラマのように
(2)全体構成(10分用)
(3)はじめと終わり-何気なく始めない、何気なく終わらない
1.はじめ(スターティング)-スターティングの印象が最も強い
2.最後の締め(エンディング)-エンディングの印象が最も残る
(4)シート作りの基本
(5)見せるシートと解説するシート
1.解説するシート-1シートにつき、1つの情報の場合/1シートにつき、複数の情報がある場合
2.見せるシート-情報量で強い印象を与える/全く解説のないスライドショーで余韻を残す
(6)シート作成の注意点
1.自分で作る
2.必ずコピーを取る
3.画面切り替えは、キーボードを使う
第五章 プレゼンテーションの話し方
(1)大喝采のプレゼンテーション
(2)話し方の基本テクニック-関心を持たせ、信頼感を与え、共感していただく
1.うまくやるより、自分らしくやる
2.雰囲気をつくる
3.話を盛り上げていく
4.大きな声で、ゆっくり
5.語尾をはっきりと
6.観客の視線を自分に集める
7.判断を押し付けない
8.原稿は、丸暗記
9.練習は、必ず声を出して
(3)話し方の応用テクニック
1.常識を否定する-根本的、長期的、全体的視点から物事を判断する
2.ジョーク(冗談)を取り入れる-一瞬にして注目を集める
3.身ぶり手ぶりを大きくする-視線が動く眠くならない
4.強調言葉を使う-意識を覚醒させる
5.専門用語には、短く解説を入れる-思いやりのある言葉を使う
第六章 感動体験ツール-1枚の写真は千字を語り、
1つの動画は百枚の写真を語り、
BGMは印象を3倍にする
第七章 共感のプレゼンテーションの本番
(1)決意
(2)うまくやるより、一所懸命にやる
(3)チームワーク
(4)質疑応答
1.話を真剣に聞く-相手の話を聞くほど、相手もこちらに関心を持つ。
2.批判に感謝する-感謝することで、批判は信頼に変わる
3.ビジョンとポリシーに基づいて話す-お客様や社会のために答える
4.課題、問題点もはっきり伝える-わかっていることが信用になる
5.過去の実績をまとめておく-何をしたかよりも、そこから何を学んだか
6.重要な数字は暗記しておくこと-小数点以下までスラッと言える
7.自分の経験を語る-経験したことは誰も否定できない