皆さん、こんなんでいいんすか??(笑) | 井上耕太事務所(独立系FP)公式ブログ

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大阪・西天満【井上耕太事務所】代表。
金融機関(銀行・証券・保険会社)に所属しない【独立系FP事務所】を経営しています。
顧客は医師・経営者から、会社員(年収500万円以上)の方までと幅広く、資産運用を活用した【セミリタイア・ライフプラン】を提供しています。

昨日のblogでは、
『日本人がお金持ちになれない理由』を私見で3つご紹介しました。

その3つ目の理由として、『相続』『贈与』を挙げました。

平成27年1月1日より、『相続税』増税が行われてます。

以前の税法では、該当者4.2%程度と言われてましたが、
今回の改正では割合も7%台になる見込みです。

皆さんの関心も高まっているようで、
それに伴い書籍やセミナー数も増えてきています。

おそらくどれも、『贈与税の基礎控除』や『生前贈与』などを活用し、
涙ぐましい方法を活用しているように予想できます。


この前、1つの書籍にちょっと目を通しました。

そこで、またしても衝撃の発見が!!(笑)

1つの例として、
『金融資産3億円』を相続する場合を考えるものです。

配偶者がいない場合として、
この金融資産を2人の子供で単純相続したら、

・基礎控除:3,000万円+600万円×2人=4200万円

・1人あたりの相続財産:(30,000万円-4,200万円)×1/2=12,900万円

・1人あたりの相続財産:12,900万円×40%-1,700万円=3,460万円

子供2人合計で『6,920万円』の相続税が取られますよ、と。

しかし、これを回避する方法として、
この書籍では『贈与税の基礎控除』を活用したプランを紹介しています。

同様に『金融資産3億円』を相続する場合として、

・子供2人と孫3人、合計5人に対して、
 毎年600万円ずつ、合計3,000万円贈与していく。

・これを10年継続したら、3億円『生前贈与』ができる。

毎年の贈与額合計を計算していくと、

・1人あたりの課税額:600万円-基礎控除110万円=490万円

・1人あたりの税額:490万円×30%-65万円=82万円

・5人合計:82万円×5人=410万円

これを10年続けるとして、贈与税額合計は『4,100万円』、、、

皆さん、こんなんでいいんすか??(笑)

『よっしゃー!!税金が6,920万円から4,100万円になった!』

こんな人、アホでしょ(笑)
それか、底抜けに『お人好し』です(笑)

『4,100万円』

かるく『家』買えますよ。

こんな金額取っていかれるんです。

日本の税法では、何も考えずにいたら、
どんな金持ちでも3代相続したら、一般人に戻ります。

僕やったら、『3億円』そのまま残す方法を取ります。

①日本の記録から『3億円』を消す。
②日本を含めた、『相続』『贈与』税率が高い地域では、不動産は持たない。

『富の再分配』が適正に行われるなら良いです。
政治家・官僚の取り分を増やすだけだしょ。

僕は『お人好し』ではないので、
それには協力するつもりはまったくないです(^_^)

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