今日は、お子さんのことが心配でたまらないお母さんやお父さんのために、イハレアカラ・ヒューレン博士のこちらの本から、いいなと思ったフレーズをご紹介しますね。
ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ 神聖なる知能が導く、心の平和のための苦悩の手放し方
私の持っている本。
お風呂に浸かりながら、何度も読んでいます。
人は、あるがままに受け入れて生きていれば病気になることはありません。
しかし、さまざまな記憶に閉じ込められていて、ああでなければならない、こうでなければならないという生き方をしてしまうのです。
こういう生き方をしていると、最終的には病気になってしまったりします。
ある女性が育てていた木が、枯れてしまいました。
この女性は、水やりを忘れることなく続け、必要な肥料をきちんと与えていたといっていました。
しかし、私がその木に話しかけてみたら、
『水が多すぎて溺れそうだ。」
『肥料には燃える成分が入っているので、とても苦しい。』
という返事が返ってきました。
木に対して、こうして育つはず、こうして育てなければならない、と自分たちの記憶をもとに強制しているのです。
これでは、木も具合が悪くならないはずはありません。
(P92-P93)
こちらは今から1年前に、私の息子に対する気持ちを書いた記事です。
だいじょうぶか?
だいじょうぶじゃないんじゃないの?
と思う日々だけど、いじってはいけない。
しっかり大地に根を張るためにも、根が出たかどうか、ほじくり返していたら、張れる根も張れなくなる。
すぐの芽が出る早咲きの子もいれば、じっくりと太くて強い根を張ってから、花を咲かす子もいるだろう。
自分らしい花を咲かせるためには、回り道が必要なタイプの子もいるだろう。
どのくらい根が出てきたのか見てみたい?
出てないのなら肥料をやるの?
もう十分、水をやりすぎて根腐れしそうなんじゃない?
ダメダメ。
いじってはいけない。
どんなにかわいくても。
どんなに頼りなく見えても。
今、成長しようとしてるところなんだから。
間違ってもいいじゃない。
失敗してもいい。
大人になったって、社会人になっても、家庭を持っても、間違ったり、失敗したりしながら、みんな成長していくのだ。
本人は何も怖がっていないし困っていない。
本当に困ったり、恐れることがあると、周りが何も言わなくても、自分で道を探すだろう。
構って、いじりすぎると、それさえできなくなるかもしれないよ。
だから、そっと見守ろう。
この本の著者のイハレアカラ・ヒューレン博士の講演会のビデオです。
頭ではわかっていても、自分の「過去の記憶」から、無意識に子供のことをコントロール(余分な水やり)しようとしてしまいそうになったとき、このビデオを見て、子供だけでなく、夫や親や上司や部下など、周りの人のことをあれこれ思い悩む暇があったら、自分自身がゼロ(空)に戻れるように、自分のことを見つめようと改めて反省した次第です。
ホ・オポノポノ講演会ヒューレン博士ダイジェスト版_2008年7月11日
ゼロの軸に立てば、努力などとは関係なく、起こるべきことが勝手に起きてきます。
富をはじめとして、必要なものはゼロのところにしか本当はないのです。
仏陀は、「空」になったら悟りがあると言っています。
ゼロになれば、必要なものはすべて与えられるのです。
(P85)