私が愛読している子育てコーチの和久田ミカさんのブログです。
スキンシップをすると、「オキシトシン」というホルモンが出ます。
「愛情ホルモン」「幸せホルモン」ともいわれ、親子の絆を太くする役割があります。
抱っこばかりしていると「抱き癖が付く」などと言われたりしますが、逆です。
たくさん抱っこしている子は、情緒が安定しているという研究結果もあります。
男子がお母さんにべったりと甘えるのは、女子に比べてオキシトシンが少ないからだそう。
甘えることで、分泌を促しています。
お母さんは、充電器のよう(*^_^*)
「男のくせに甘えてる」のではなく、「男だから甘えている」のですね。
そうそう、そうそう。
浮気防止にもなるのですよ。
ドイツの研究で、こんな実験があります。
既婚の男性に向かって、知らない女性を近づかせていきます。
男性は、これ以上近づかないでほしい、と思うところでストップをかけ、女性に止まってもらいます。
1.何もしない状態の男性
2.オキシトシンを噴霧された男性
の比較実験をしたところ、2のオキシトシンを吸った男性は、知らない女性からより遠く距離を置いたそうです。
オキシトシンは、家族の絆を保つための作用があります。
愛情ホルモンで満たされた男性は、知らない女性を警戒し、近づけなかったのです。
ふれあいの多い夫婦は、オキシトシンがたくさん出ているので、不倫も少ないというわけです。
(以上、和久田ミカさんのブログから抜粋させていただきました。)
日本で出産した私は、息子が新生児のときから、ずっと添い寝で育てました。
おっぱいが欲しがるたびに、夜中に何度でも起きてあげていました。
昼間も、泣けば、すぐに走って行って、抱っこしてあやしていました。
フランスに住み始めて、フランス人家庭では、新生児から子供部屋で一人で寝かして、どんなに泣いても、オムツが濡れていないか、具合が悪いところはないか確かめた後は、少しあやす程度で、抱き上げたりせずに、一人で眠れるようになる練習をすることを知りました。
出産、育児で常に寝不足だった私は、その話を聞いて、そんな方法もあったのか、放っておいてよかったのかと、目から鱗だったのを覚えています。
この記事を読んで、フランス人が恋愛体質なのは、赤ちゃんの頃に十分に分泌できなかったオキシトシンの欠乏感からきてるのではないかとふと思ってしまいました。
と言っても、赤ちゃんの時は、ひとり寝をさせるフランス人家庭ですが、その後のスキンシップは日本人家庭よりずっと多いです。
ハグしたりほっぺにキスしたり、子供が大きくなっても愛情表現は欠かさないので、全体的には同じくらいかもしれませんが。。。
いずれにせよ、記事中にあるドイツの研究結果を鑑みると、カップル間のスキンシップは非常に大切なようなので、面倒くさがらず、おかえりのビズくらいはしないとなと思った次第です。
ちなみに日仏カップルの問題点によく上がるのが、日本人女性のこの部分のドライさだそうです。
日本人家庭に育った日本人女性は、愛情表現が奥ゆかしいのですよね。
一緒に暮らしているんだから愛しているのが当たり前なんだから、あえて言葉やスキンシップで表現しなくてもいいでしょうと思ってしまうのだと思います。
以下は、私の以前の記事の一部抜粋です。
女性は、自然からだったり、おいしいものからだったり、自分自身でエネルギーを充電することができるそうです。
でも男性は、それが苦手で、そばにいる女性からのエネルギーに触れることで元気になれます。
自分自身でエネルギー合成ができない男性ですが、女性から、すごいねって褒められるだけで、どんな困難でも克服できるエネルギーが湧くのです。
なので、妻やお母さんのエネルギーが枯渇してくると、夫は仕事のモチベーションが下がったり、子供は学校が楽しくなくなったり、エネルギーがどんどん減っていきます。
男女の違いは、女の子は成長とともに自分自身でエネルギーチャージできるようになってきますが、男の子はいくつになっても女性からのエネルギーが必要だということではないでしょうか。
全文はコチラから。
自分自身でエネルギーチャージできない男性のために、そして浮気防止のためにも、私たち女性は、面倒がらず男性のオキシトシンの分泌促進を助けてあげたほうが良さそうですね。
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