内側から美肌を作る - イタリアンパセリのコールドプレスジュース | ミカリュス ブルガリスの心の薬箱

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辛い恋とはさようなら。自分らしく幸せに生きる処方箋をフランス・パリから綴っています。

葉物野菜のコールドプレスジュースが大好きです。


オーガニックのマルシェで、まず探すのが新鮮な葉物野菜。



8月のパリ近郊のマルシェは、住民がほとんどバカンスで出払っていることもあり、出店しているスタンドもいつもより少なく、品数も少なめですが、緑の濃い美味しそうなイタリアンパセリを見つけたので、ジュースにしてみました。



まずは流水で何度も洗います。
このとき、お酢に潜らせて、中に潜んでいるかもしれない小さな虫を追い出します。


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左が、イタリアンパセリの搾りかすで、右がジュースです。


搾りかすは、繊維だけのパサパサの状態になります。
ジュースは、とっても濃厚なペースト状の「ザ・青汁」という感じのものがポトポトと搾り出されてきます。


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イタリアンパセリとレモンだけのジュースも好きなのですが、今回は人参もミックスしました。


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人参の搾りかすは、水分も栄養もまだたっぷり残っているので、レモン汁をたっぷり振りかけてタッパーウエアーに入れて冷蔵庫に保存しておきます。


フランスのオーガニックの人参だからかどうかわかりませんが、非常にしっとりしていて、味も人参のままなので、このままサラダに加えたり、マヨネーズやバターと一緒にパンに挟んだり、オリーブオイルで炒めて副菜にしたり、キャロットケーキを作ったりといろいろと有効活用できます。

おそらく日本の人参でも同じだと思いますが、コールドプレスジューサーの機種によっては、出てくる搾りかすの状態に多少の差があるかもしれません。


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こちらが出来上がったイタリアンパセリと人参のコールドプレスジュース。

レモンもたっぷり入っています。



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大量の人参を加えたにもかからず、イタリアンパセリの緑が勝っていますね。

葉物野菜をコールドプレスすると、しっかり濃い栄養素が抽出されるので、量は少なめでも効果的だと思います。

私は、できるだけ新鮮なうちに(萎れる前に)ジュースにしたかったので、一度にたっぷり作りました。



食生活に気をつけて、野菜や果物をしっかり摂っていると、肌の状態が見違えるように変わってきます。

外からどんなに高級な美容液やクリームを塗るよりも、身体の中からしっかり必要な栄養を与えてあげることで、肌が吸い付くようなしっとりとした質感になってくるようです。


私は、外からのボディケアも、界面活性剤の入っているような乳液やクリームなどはできるだけ使わず、口に入れていいも良いオーガニックのオイルを使うようにしています。


ボディに使うオイルについては、また後日、記事にしていきますね。




イタリアンパセリの栄養と効用については下記のサイトに詳しい解説がありました。




<以下、上記の記事の一部抜粋です。>


イタリアンパセリは、糖質の代謝を助けエネルギーをつくり出し疲労回復に役立つビタミンB1や


細胞の新陳代謝を促進し、皮ふや粘膜の機能維持や成長に役立つビタミンB2


また、皮ふや粘膜の健康維持をサポートしたり、脳神経を正常に働かせるのに役立つナイアシンや


動脈硬化を予防しストレスをやわらげる働きのあるパントテン酸


そして、貧血を予防し、細胞の生まれ変わりや、新しい赤血球をつくり出すために欠かせないビタミンである葉酸を含みます。


さらに、抗酸化ビタミンであるビタミンC、ビタミンEを含みますので活性酸素の発生や酸化力を抑え、動脈硬化、皮膚や血管の老化を防ぎ、免疫力を高めてくれます。


また、骨や歯を構成するのに必要なミネラルであるカルシウムやリン、マグネシウムなどを含みます。


カリウムも多く含まれますので疲労回復や利尿作用、高血圧の予防に役立ちます。


イタリアンパセリに含まれる、ピネンやアピオールなどの独特な香り成分は、抗菌作用があり、口臭や食中毒を防ぎ、胃の働きを活発にし食欲増進に役立ちます。


またイタリアンパセリは、機能性のある栄養としてカロテノイドの一種のβ-カロテンを豊富に含みますので強力な抗酸化作用を期待できます。



なんだか良いことづくめのイタリアンパセリ。

同じセリ科の野菜で、ミツバと味と香りが似ているので、薬味としてよく使っていましたが、ジュースにすると一回にたくさんの量を食べることができるのが魅力です。