「福島県吾妻山が噴火か?」 ライブカメラに噴煙 気象庁は否定 | be on day

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東日本大震災とそれに伴う原発事故で、大きな被害を受けた福島県で、今度は火山が噴火するのではないかという噂がネット上で飛び交っています。


気象庁が設置した吾妻山のライブカメラの映像に火口付近から白い煙と一緒に赤い炎が確認され、その後も白い煙が出続けていました。


吾妻山は、福島と山形の県境にある連峰。日本の百名山に入っており登山客に人気がありますが、一方で火山群として30万年前から現在まで火山活動を続けています。1893年の噴火では、調査中だった技師ら2人が噴石に当たって死亡。


現在、一部週刊誌で大地震の影響で、東北地方の火山が噴火するのではないかといった報道が出ています。吾妻山の画像も大きな話題となり、2ちゃんねるやツイッターには「日本終わったな」「ヤバくないか?」「福島はどうなってしまうんだ」といった反応が寄せられました。


ただ、気象庁の火山課によると、2011年4月5日2時半ごろの映像で確認できる赤い炎は硫黄が燃焼しているもので、白い煙は水蒸気と見られるという。


担当者は、「絶対安心ということはない、引き続き注視していきますが、被害が出るような噴火が起きる状況ではないと見ています」と語ります。


      

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