寺ガール 3 (りぼんマスコットコミックス クッキー)/集英社
¥420
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「この先どうなるかわからない
気持ちはいつか変わるかもしれない
でも その時はまた考えればいい」

寺ガール3巻
水沢めぐみ・りぼんマスコットコミックスcookie
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★あらすじ★
福々寺には三人の姉妹がおりました。
医者を目指す長女の悟留、お寺大好きな次女の光里、寺の娘だとばれないよう遠くの学校に通う三女の拝美。
父である住職は光里が婿をとり跡を継いでくれると思っていましたが、光里は牧師の息子の大倉に一目惚れしてしまいます。

幼なじみの天が、光里に告白してきた!!寺の次男で価値観も合う天、でも光里は‥?

少女漫画界の大御所が書くお寺漫画完結。


☆☆☆

きちんとラストでカタをつけたな、とホッとしました。だから簡単に書きます。


寺の娘は自由な恋愛ができない、そこんところがなんか根底から間違っていた不思議な漫画でしたが、光里が「自分がお寺を継ぎたいから住職の資格を取る」と宣言してくれました。これなら婿は選び放題です(現実は難しいのですが、坊さんの婿を入れるよりは自発的です)

光里はお寺や仏像が大好きで大好きでしょうがないくせに、何故その選択肢を始めから考えてないのかとは思います(そしたら大倉との恋に迷わない)。

で、抜粋の文です。
これはどの宗派の仏教にも言えます。物事は必ず流転します。だから光里が憧れの大倉とくっつくか、はたまた条件最高の天とくっつくか、今の時点では全くわからないのです。

最後に仏教でうまくまとめたな‥と思いきや、まあ‥今までいろいろと出ているお寺漫画もだいたいこんな感じの結論が出ていたりします。


あと、自分的には大倉は光里とあまり関わってないしただの憧れにしか見えていません。
すでに仏教に触れてそれなりの考えを光里に伝えている天の方がいい男に見えるんですがどうだろう。

最後に先生が寺と教会に質問をするコーナーがあるのですが、えらくシビアな答えが出ていました。
教会はしょうがないかなと思いますが、寺は檀家ありきといえどこの考えでは仏教が続かないかもと思ってしまいました。

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