【マンガ感想】
『あねコミ 1巻 (井上和郎)』
あねコミ 1 (ジェッツコミックス)
井上 和郎 白泉社 2011-02-28 by G-Tools |
【あらすじ】
漫画家にあこがれていた姉がついにデビュー!でも作品は「H漫画」!? 未経験の姉のために弟が一肌脱ぐ!? 井上和郎。弊社初登場!!
漫画家の姉と、それをサポートする弟によるコメディー漫画です。
どこにでもいる普通の高校生・『鈴鳴涼太』には、漫画家志望の姉・『鈴鳴まな』がいる。
そんな姉がついに漫画家としてデビューすることになったのだが、そのデビュー作品の
テーマは、ナント、エロ漫画であった・・・。
という感じで始まる作品でして、ひょんなことからエロマンガ家デビューをしてしまった『鈴鳴まな』が、
弟・『鈴鳴涼太』に色々とエロマンガのモデルになってもらうというエロチックコメディー作品です。
(↑編集者から、漫画家デビューの誘いを受ける『鈴鳴まな』)
主なストーリー展開としては、漫画家デビューすることとなったロリ系の姉・『鈴鳴まな』が、
エロマンガのシチュエーションを再現するために弟・『鈴鳴涼太』の助けを借りて、エロマンガを
書いていくという感じで進んでいきます。 まあ、こう書くと普通の仲の良い姉弟の話に見えるかも
しれませんが、弟・『鈴鳴涼太』自体がシスコンである点や、姉・『鈴鳴まな』が天然系ロリである点が
色々と問題になりまして、まあ・・・なんというか、非常にエロチックな作品となっております(笑)。
(↑弟・『鈴鳴涼太』は、姉の仕事を手伝うために色々と被害にあっていく・・・)
そんな作品の面白いところは、上記のような場面でしょうか(笑)。
具体的な画像に関しては、かなりエロチックな画像になるのでここでは載せれませんが、
弟・『鈴鳴涼太』が姉・『鈴鳴まり』からエロマンガのシチュエーションを再現するために強制的に
手伝わされるイベントは非常に面白いですし、弟・『鈴鳴涼太』が理性を失い実の姉を犯そうとする
イベントも面白いです(当然失敗する)。 途中で新キャラクターが追加となり、ますますエロチックな
展開に磨きがかかっていくので、飽きずに最後まで読めるのが嬉しいですね。
もし、次巻があるならば、無理に新キャラを増やさずに、この3人のまま話を進めてほしいですね。
人数が増えてしまうと、姉の活躍するシーンが減ってしまうので・・・。
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【総評】
何というか、おバカ漫画です。
内容的に作者らしい作品だと思いますし、作品としてもなかなか面白く仕上がっていると思います。
エロチックな作品が嫌いでないのであれば、結構、楽しめるのではないのかな、と(笑)。
点数的には
80点(本編)+5点(おまけ作品)
かな。
ちなみに、おまけとして、男の娘が活躍する4コママンガも収録されております。
男の娘が大ブームの時に連載されていれば、かなりの話題になっただろうな~、と感じさせて
くれる内容の作品であると思いました。 というか、はっきり言って本編よりも面白いと感じました(笑)。
上記の『+5点』は、このおまけ作品を加えた点数ということで。
(↑不良の『兄』と、男の娘である『弟』とのコメディー漫画)
では、ここまで。