【マンガ感想】
『天使の事情 2巻 (神仙寺瑛)』
天使の事情 2 (バンブー・コミックス)
竹書房 2009-11-27 by G-Tools |
【あらすじ】
赤ちゃん達のナイショのおしゃべり聞いたって。まだおしゃべりできない赤ちゃん達。でも大人にわからないだけで、実はいろいろお話ししてる!?大人気ベビートーク4コマ・第2弾!!『動物のおしゃべり』の神仙寺瑛アナザーワールド。
4コママンガ。
保育園での『赤ちゃんたちの内緒のおしゃべり』を面白おかしく描くコメディ作品です。
この作品は、
①普段は普通の赤ちゃん(7ヶ月~1歳)
②しかし、赤ちゃん同士ならば、おしゃべりができる(大人には聞こえない)
という一風変わった設定の作品でして、11ヶ月くらいの赤ちゃんとは思えないくらいの
大人びた赤ちゃん同士のやりとり(主に会話)を面白おかしく描いている作品です。
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ここからは、2巻の感想。
2巻では、1巻と同様に赤ちゃんたちの会話シーンを中心に描きつつも、
主人公である・『有馬太一』と『草津哲哉』の両親の出会いを描く話が描かれました。
そんな2巻で面白かったのが、主人公達の両親の出会いを描く話ですね。
この話は、60ページから描かれまして、それぞれの両親の馴れ初めが描かれていきました。
まず、『有馬太一』の両親について。
『有馬太一』の両親は、いわゆる同学年の幼馴染という関係でして、父親の猛烈アタックが実り、
18歳のときに籍を入れたという馴れ初めだそうです(恐らく、どちらも高校生であったと思われる)。
とある保育園でのイベントで、母親の方が「自分は未成年だから酒は飲まない」と言っていたので、
恐らく、両親共に19歳だと思われます(有馬太一が現在11ヶ月の赤ちゃんなため)。
母親方の曾祖母や祖母が若い姿で登場しているので、恐らく、この家系は早婚であるようで、
『有馬太一』もいずれ早婚することになるような感じがします(笑)。
次に、『草津哲哉』の両親について。
『草津哲哉』の両親は、元々、女子高の先生と生徒という関係でして、生徒であった母親が告白したこと
により恋が始まり、母親が20歳の誕生日に結婚したそうです(母親の方は現在大学生)。
こちらは、教師と教え子とが結婚したという話題以外に特にこれといって目立つものはありませんが、
『草津哲哉』の父親が、母親が20歳になるまで待っていたというは面白いですね。
まあ、母親が学生時代に付き合っていたようなので、教師としては問題なのでしょうけど(笑)。
まあ、そんな感じで生い立ちや出会い方が全く違う2つの両親なのですが、
今や、一緒に海に行ったり、山に行ったりと、保育園行事以外でも交流するほどに仲良くなっています。
こういうイベントは大好きなので、次巻以降も、こういう両親関係のイベントを期待したいですね。
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【総評】
1巻と同様に面白かったです。
個人的にですが、毎回1ページ目に描かれる職員と保護者との会話シーンが好きです。
ノリノリな職員達の姿が素晴らしく、本編の話よりも印象に残る話も多くあったりします(笑)。
これからも、1ページ目だけは、職員達を活躍させて欲しいです。
点数的には
85点
です。
余談ごとでありますが、昨日、とある理由で、イトコと病院に行きまして、
そのイトコが検査を受けている間、イトコの赤ちゃんを預かるというイベントが起こりました(10分くらい)。
で、待合室でその赤ちゃんを抱いて待っていたら、看護婦さんや周りの患者さんが次々と私の周りに
集まり、赤ちゃんを見ては笑顔になっていくのを見て、「赤ちゃんってすげーなー」と思っていました(^^ゞ。
『子は宝』という言葉をこの年になってやっと理解できました(笑)。
では、ここまで。