『看板娘はさしおさえ 1巻・2巻』の感想 | まんが栄養素

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【マンガ感想】

 

『看板娘はさしおさえ 1巻・2巻 (鈴城芹)』

 
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鈴城 芹

看板娘はさしおさえ 1 (1) (まんがタイムKRコミックス)
看板娘はさしおさえ 2 (2) (まんがタイムKRコミックス)

 
 

【あらすじ】

質屋の娘、小絵は元気な小学生。ひょんなことから手に入れた行李(こうり)にはなんと女の子の幽霊が憑いていて……。カワイイだけじゃ物足りない、ほのぼのだけじゃ満足できないアナタにオススメの一冊です!

 

 

4コママンガです。

タイトルから、『娘が差し押さえになった話』と思われるかもしれませんが、

そんなことはなく、質屋を舞台としたファミリーコメディです。

タイトルの『さしおさえ』は、主人公(画面左)の本名です(笑)。



【主な登場人物】

十世・・・・・・・・・・行李(こうり) (←クリックで別ページ)に取り憑いている幽霊。

           彼女が取り憑いている行李が質屋に質入としてやってくるところから話が始まる。

           一種の福の神のような能力を持っているらしいが、本編で描かれることは無い。

           真面目な性格で、行李に服を入れれば、着せ替え可能。

早潮小絵・・・・・・本名は『さしおさえ』。 タイトルの『さしおさえ』はこの娘の名前から。

           小学一年生で、トレードマークは赤の布地に白の文字で書かれた名札。

           いわゆるお金が大好きな現実主義者だが、年相応の可愛さもある。

早潮匡臣・・・・・・小絵の良き父親。 商売に関する知識は持ち合わせているものの、

           商売に関するセンスがゼロで、家族からいつも責められている。

           小絵や十世を暖かく見守りつつ、唯一の男性キャラとして活躍中。 絶倫。

早潮桜子・・・・・・小絵の母親。 普段は会社員だが、何故かいつも家にいる人。

           基本的にボケ役なポジションで、マニアックなエロネタを持ち込む。

           十世に様々な服を着させて楽しんでいる人。

東雲五十鈴・・・・小絵と同じ学校の小学5年生。 ティーン誌のモデル。

           ひょうなことから、早潮質屋に遊びに来るようになった。

           一応レギュラーキャラだが、他のキャラが濃すぎて目立てないキャラ。

早潮さつき・・・・・桜子の母親で、小絵の祖母。 2巻から登場する最強キャラ。

           小絵の育て親であり、小絵は祖母から多大な影響を受けている。

 

 

まず、きらら系コミックスとは思えないくらい『萌えゼロ』な作品です。

そのため、そういう系統の作品だと思い、買ってしまった人はガッカリしたのではなかろうか?

しかし、この作品を「面白くない」という4コマファンはあまりいないと思う。

『美麗な絵柄』・『話の構成』・『センスを感じるキャラ設定』、と4コマとして完璧な作品。

まあ、多少纏まりすぎて地味な印象を受けてしまうのが残念ポイントですが、

面白い4コママンガを探している人は、ぜひとも候補の一つに加えていただきたい作品ですね(^^ゞ。

 

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【総評】

4コマファンの一人として、この作品は多くの人にお薦めしたいですね(^^ゞ。

ただ、きらら系なので800円と少しお高いところが残念ポイントかな。

『萌えゼロ』なのだから、『ラディカルホスピタル』のように600円くらいして、

多くの人に読んでもらえる値段設定にして欲しかったですね。

 

点数的には、

94点

です。
 

 

では、ここまで。

 

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