母からの手紙

母から届いた手紙。

来年80になる母。

去年、白内障の手術を両目とも終えたあと、

いっとき見えるようになったものの。

右目がまた見えなくなり、

黄斑なんとかという病気でまた先月手術。

も、見えるようにはならず・・

片目で、

しかも、

右手首の神経はすでに三度の手術のあと治らず、

不自由なまま・・

目も見えないし、

もう筆をとることはないだろう、

と思っていたところでした。

で。

娘はというと、

バタバタな毎日で、

届いた封書を郵便受けから取り出してキャリーケースにつっこみ、

電車の中で開けてみる、という・・・

そして開けた瞬間。

その美しさに思わず声が出てしまいました。。。

片目で？？

なんというバランス感。。。

達筆とかいう次元のものではもはやなく。

ため息しかでません。

脱帽。

しかも旅行にも行くのか、、相変わらず、、、

母は強し。

母は偉大。

私が墓に持っていくとしたら、

唯一、この、母から届く手紙類ですね。

いやしかし、、

私と一緒に燃やされたら困るので、

金属の箱にでも入れておきますか。。。