【2009年5月5日】

八代市から国道219号線を人吉方面へ走っていると、
旧坂本村付近で左側の球磨川対岸に赤い煉瓦造りの建物が見えます。
~マイ☆スマイルライフ~

いつもは素通りしていたのですが、
この日はその建物が気になって仕方がありませんでした。
なので橋を渡り県道158号線へ入り近づいてみる事にしました。

しかし…
車で近づこうとしても道が狭く躊躇しながら進んでいると車両通行止の標識が…
歩いてでも先へ行きたかったのですが、車を停められないんですよねしょぼん
なのでこの建物は断念して次へと行ったのですが、
先程デジカメの写真を整理していたらこの写真が出てきてまた気になり始めました。
折角ですのでこの建物が何なのか少しだけ調べてみましたきゃはっ♪

この建物は『深水発電所跡』です。
昭和63年に操業を停止し解散した、
旧西日本製紙株式会社の工場へ水力発電所として電力を供給していました。
大正10年に操業を開始し昭和63年に停止するまでの約70年、
戦火にも耐えながらずっと動き続けていたようです。
現在は日本製紙株式会社の所有になっています。

こちらへは歩いてなら近くまで行けるそうですが、
建物へ近づくにはかなり根気が要りそうですあせる
私有地のようですし、それに夏場は蛇や蚊にきっと襲われますよガーン
この2km程南に旧西日本製紙工場跡地もあるようです。

創業当時は石造りのアーチの上にある穴から勢いよっく水が排出されていたようです。
~マイ☆スマイルライフ~

この深水発電所跡についてとても詳しく書いてあるHPがありましたのでリンクしておきます。
★九州ヘリテージ 深水発電所跡

そしてこの後、
この球磨川沿いにあるもう一つのずっと気になっていた建物へと向かいました。