NHK BS1 スペシャルで6月1日に放送された

「バーモント州 ヤンキー原発閉鎖~5年の記録」

というドキュメンタリー番組。




反原発派の自分としましては、もう

涙なくしては見れないという感じで....

とっても素晴らしい番組でした。


番組の中では

日本でも今、再稼働を巡ってデモ等、

政府と民衆の間で激しい争いが起こっている件については

もちろん、ひとっことも触れてませんが......



これが

保守的な経営陣に

潰されないで無事に放送できる

ギリギリの所だったんだろうなぁ。

でも放送しないより全然マシ。

きっと放送させないようにする

圧力もあっただろう中で

よく頑張りましたね グッド! NHK BS


こういう番組が

都知事選前とかに

流されていれば


舛添に入れちゃった人も

考え直したかもしれないのに。




まだ、ご覧になられてない方

Daily Motion という

You Tube みたいなサイトに

tvpickup というユーザーさんが

動画をアップして下さってます。!!



コチラをクリック↓で、動画を見ることができ...るハズです。

動画 ヤンキー原発閉鎖~5年の記録


もしもクリックで見れなかったら、
以下のURLをアドレスバーにコピペしてみて下さい。

http://dai.ly/x1xwzvy





忙しくてビデオ見てる時間がないという方

星月夜さんがこちら↓に内容をまとめて下さっています。

ブログ:春と修羅 6月2日の記事


今回、ガンダーセン氏から

沢山の日本の皆さんに見てもらいたいので

拡散してほしい
というメールを受け取ったのは

放送2日前。


えええええ 2日で?!

!(´Д`;)



とかちょっと焦りつつも、


素早い情報拡散の為に

影響力のある社会派カリスマブロガーキラキラの方々に

ツイッター or  ブログ でご協力頂きました。


はなゆーさん
ブログ:低気温のエクスタシー

山田さん
ブログ:真実を探すブログ

小野俊一さん
ブログ:院長の独り言


突然お願いしたにも関わらず

皆様、快くリツイートして下さって

とっても親切な方々です。

どうもありがとうございました。


それから阿修羅 5月31日の記事
でも記事を扱って頂きました、大変感謝ラブラブ


それからそれから

5月30日の記事、

フェアウインズのホットパーティクルに関する

日本語訳を紹介した記事を

記事を自分のFacebook でいいね!して下さった方が

今日見たら、416人も ∑(゚Д゚)

本当にどうもありがとうございました。






ビデオの内容を全部訳すのは

すごーく時間がかかったんですが

やってよかったなと思いました。

これからも時間がある限り頑張ります。


サマーセメスターが今日からまた

始まっちゃったんだけどね.... (><;)あせる


さて先月の半ば

フェアウインズのオフィスを訪問する為

バーモント州へ行ってきました。




ガンダーセン氏と奥様のマギー氏です。

右側のなんだか盛り盛りなデスクがガンダーセン氏ので

左側の殺風景な方が奥様のデスクかと思ったら

なんとだそうで ∑(゚Д゚)



あまり表舞台には出ていらっしゃらないけれど

フェアウインズやガンダーセン氏を支えているのは

他でもない、奥様のマギー氏なのです。

奥様もガンダーセン氏同様

以前は原子力業界におられたのですが

長い間、広報をされてたんですね。

ですからフェアウインズの広報業務を始め

経営に絡む法律関係の問題や

会計等、すべてを総括して

彼女がマネジメント
しておられます。




著書へのサインに応じてくれる

ガンダーセン氏と、

それを見守るマギー氏。


以前、

仕事で米国内を移動中に

あるバス停留所で

自分の著書を読んでいる

日本人女性に出会ったそうです。


しばらく眺めていると

その女性もガンダーセン氏に気付き

本の帯の写真と

目の前のガンダーセン氏を

何度も交互に眺めては

目をまんまるくさせていたそうです。


それでガンダーセン氏は

笑顔で近づいて

本の後ろにサインをしてあげたら

その女性はとっても喜んだそうで

僕は嬉しかったんだよと

サインをしながら話してくれました。


「福島の原発事故が起きた当初は

取材なのでとても忙しかったのではないですか?」

と意2人に聞くとマギー氏は言いました。

あの朝、アーニーは電源喪失のニュースを聞いて

すぐにこう言ったわ、何かがおかしいと。」


そして、仕事もそっちのけになり

一日中ニュース画面に釘付け。

落ち着かない様子で

終始、家の中を歩き回っていたそうです。


「アーニーは分かっていたの。

電源喪失が何を意味するか。」




真っ先ににガンダーセン氏の元へ電話をしてきたのは

ワシントンポスト紙。

続いて、ウォールストリート紙。

そして間髪おかずに、

ニューヨークタイムス紙、

グローバルポスト紙。



あの当時、日本国政府も東電も

分かっていながらもわざと

情報を出さずにいた
ことを

世界中は既に知っていたのです。



そこで、大手新聞社の記者達が

「福島の原発事故の状況は

本当は一体どうなっているんですか?」

とガンダーセン氏に聞きに来た訳です。


そこからは暫く取材にあけくれる日々でした。

始めの2週間は

1日に10本以上のインタビューや

衛星中継でのテレビ出演、

リアルタイムでのラジオ出演などで

びっしり埋まった
そうです。

インタビューのない日はないという状態が

半年は続いたと。


テレビのニュース番組にも

よく出ておられましたのを覚えています。


「取材に対する謝礼はあるのですか?」

と私は聞いてみました。


「謝礼なんてないわよ。」

マギー氏は、ちょっとがっかりした様子で

こう答えました。


「テレビに出たって、

新聞社のインタビューに応じたって

基本的に取材費なんかもらえないものよ。

あれだけテレビに出て

出演料で儲かるなんて思ったら大間違い。

テレビ出演だって

一銭ももらっていないのよ、すべて無料なの。

テレビなんてそんなもんよ。」



はぁぁDASH!

そういうもんなんですねぇ.....



ではフェアウインズの運営費は

一体どこから来るのか.....




フェアウインズアソシエイツのサイト


フェアウインズは

ガンダーセン氏が電力会社や州政府等に対して

安全性についての調査やコンサルティングを請け負う会社です。


しかし、福島の原発事故に関するインタビューや

テレビ出演等はすべて無料で

時間を割いて受けてきました。

また福島の原発事故に由来する放射能汚染についての

さまざまな調査や研究も、

すべてボランティア

でやっています。


別に誰かに雇われてお金をもらって

やっている訳ではありません。


放射能汚染で日本の人達が危機に瀕していることを

政府や東電はひたすた隠して

事故は収束したかのように装っていますが

本当に危険であること、

真実を日本の人に知ってほしい

という気持ちから


ガンダーセン氏が

やっておられることなのです。


ですから、フェアウインズの仕事を

サポートする人達からの寄付が、

今後の研究や調査を継続する為に非常に大切なのです。


大学の研究機関などが放射能汚染について

こぞってだんまりを決めこんでいるのは何故かというと

お金を持っているスポンサー企業や

国から研究費がおりなくなるからです。

お金がないと研究できないから。


だからそういう中ではっきり言っちゃう

京大の小出裕章氏とか、

群馬大の早川 由紀夫氏とか

東大の森敏氏とかは

すっごい勇気あるなーと思う。


「日本からの寄付は集まりましたか?」

と私が聞いてみると、

ここでガンダーセン氏から、衝撃な発言が....


「僕はこの3年間、福島の原発事故によって引き起こされた

放射能汚染について、真実を語ってきた。

少しでも多くの日本人に

危険だという状況を知ってもらいたかったんだ。

だから日本の人達も

少しは僕のしてきた仕事を評価してくれていると思っていた。

2本には2回も呼ばれて講演に行ったしね。

でも実際には

日本からの寄付金が一番少なかったんだ

というか、殆どなかったんだ......。




しょんぼりと肩を落として話す、ガンダーセン氏。


寄付が少なかったと文句を言っている訳ではないんだよ、

日本の皆さんが大変な状況だというのは分かっています。

ただみんな僕の仕事にあんまり感心がないのかなー?と思って

それでちょっと寂しくなったんだ。」




「そそそそんなことありません!

沢山の日本人は感謝していると思います。

私もとっても感謝しています。

本当に、ももも申し訳ありません」

 (゜д゜;)


思わず謝まる私汗


「あ、でも日本のTBSだけは

テレビの出演料くれたよドキドキ


ガンダーセン氏、TBSの何かの番組にも

出演されてたみたいです、来日した時に。


さてフェアウインズのオフィスで

いろいろお話した後午後には

ガンダーセン夫妻のご自宅に

招待して頂きました音譜


その際のお話は

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