Radio Interviews June 3, 2011
Gundersen Speaks with Chris Martenson on Current Status of Fukushima (Part II)
http://www.fairewinds.comより抜粋
Arnie Gundersen:
So the issue is not the total radioation you might measure with a Geiger counter in your hand,
but hot particles.The problem is when they gets inside, they can selectively go to the organ and bombard very small piece if tissue with a lots of exposure, potentially cause cancer.
本当に問題なのは、
ガイガーカウンターによって計れる
トータルの放射線量ではなく、
高放射能粒子なのです。
これらは体内に入ると、内臓に直行します。
そしてそこにとどまって
大量の放射線をごく周辺の組織に浴びせて
大きなダメージを与えます。
これが癌を引き起こす原因になります。
Chris Martenson:
It is a very rare event because you need a whole lot of it on a whole body level to really take somebody down. But contamination is a whole different matter that the lethal dose from contamination can actually be really small measured on a radiation scale.
外部被曝のみで人が死亡するには、相当の放射線が必要なので、めったに起きない事故だが、
内部被曝の場合は、本当に微量の放射線でも人を死亡させることができるというわけですね。
6月17日の記事の中でも紹介しましたが、
インタビューパート2の中での
高放射能粒子に関する、アーニー氏とクリス氏のやりとりです。
4月の時点で、
東京都内の大気中10立法平方メートルの中に平均10粒、
同月アメリカ西海岸のシアトルでは5粒検出されていたわけですが、
アーニー氏の解説によると、
この程度の線量では、ガイガーカウンターには反応しないそうです。
このようなガイガーで測定できないような低線量の汚染の中にいても、
高放射能粒子を吸引、水や植物から体内に取り込めば
体の中から被曝する、
つまり内部被曝が一番恐ろしいことなのだと、
アーニー氏はインタビューの中で繰り返し説明しています。
これは「内部被曝の脅威」の著者、
肥田 舜太郎、元被曝軍医も
著書の中で繰り返し、
警告しています。
内部被曝の危険性について理解するのに
とても良い本だと思いますので、
もしお時間のある方は是非、
読んでみられることをお勧めしますが、
仕事が、育児が、忙しくって
本なんか読んでる暇ないよっ
という方のために、暇な私が
いくつか興味深いと思ったポイントを
簡単に紹介させて頂きます。
まず「内部被曝の危険について」という章の中で
「ペカトウ効果」に関しての記述部分。
それは1972年のこと。
カナダ原子力委員会のホワイトシェル研究所の
アブラハム ペカトウという人が、
どのくらいの放射線を細胞に照射すれば
細胞膜を破壊できるのかという
実験をしていました。
結果は15.6シーベルト/分を58時間
全量35シーベルトでした。
その実験の途中でペカトウは誤って、
試験資料を放射性ナトリウム22の混じった水の中に落としてしまいました。
しかし、その実験資料の細胞膜は、
水の中で0.00001シーベルト/分の放射線を12分間
たった全量0.007シーベルト受けただけで、
細胞膜が破壊されてしまったのだそうです。
このことから
「液体の中に置かれた細胞は高線量放射線による頻回の反復照射よりも、
低線量放射線を長時間、放射することによって容易に細胞膜を破壊することができる」
「長時間、低線量放射線を照射する方が、
高線量放射線を瞬間放射するよりもたやすく細胞膜を破壊する」
という事実が証明され、「ペカトウ効果」と呼ばれています。
人体の細胞はすべて体液という液体の中に包まれていますので、
液体の中に置かれた細胞とは、まさに人間の体の中ということですね。
つまり何らかの形で、一度、高放射能粒子を体内に取り入れてしまうと、
たとえ微量でもやっかいなことになると、専門家達たちが口をそろえて言うのは
こういう理由からです。
ところで、原子力発電所がいくら安全対策に気をつけているからといっても
やはりどうしても微量の放射能粒子が周辺に漏れます。
原子力推進派の人達の意見としては
微量だから人体に影響はないということですが......
↓ 下のマップをご覧下さい。
Dr.Jay Gouldの著書
"The Enemy Within:The High Cost of Living Near Nuclear Reactors"より転載
アメリカの乳がん患者の死亡率は、
1950年~89年の40年の間に2倍になったそうです。
上のマップはアメリカの統計学者のJ.M.グールドが
原子力施設から100マイル以内(160km)に位置する郡を
黒く塗りつぶしたもの。
全部で3053郡あったそうです。
グールドが調査した結果、
アメリカの1985~89年の間の乳がん死亡者のうち、
3人に2人はこの黒い郡の住民でした。
彼は、1950年~89年の40年間に
原子炉から100マイル以内にある郡では
乳がん死者数があきらかに増加しており、
以遠にある郡では横ばい、または減少していることを突き止めました。
この事から彼は、アメリカの乳がん死者数の地域差を左右していたのは、
全米に散在する多数の原子炉から排出される低線量放射線だという結論に達しました。
えっ......, じゃあ日本の場合はどうなの
東京都健康安全研究センター, 日本における死亡特性の分析より
リンク:http://www.tokyo-eiken.go.jp/index-j.html
うーんこれは.......
うなぎ上りだ、まるで妊娠後の私の体重のよう。
調査開始の1955年辺りから2010年までを見ると
6倍ぐらいに増えてるんですね。
ちなみに肥田 舜太郎は、グルドーに倣い、
日本の52基ある原子炉から100マイル(160km)以内に位置する
市や県に色をつけてみようとしたそうなんですが、
なんと、日本全土がどこかしらの原発から
100マイル以内にすっぽり入ってしまって
比較ができなかったって本の中に書いてありました。
つまり日本には全国どこにも、
原発から100マイル以上離れた土地がないらしいです。
こっ怖い
とか言ってる私も今、アメリカの黒い色のついた州に住んでるしっ
∑ヾ( ̄0 ̄;ノ にゅ、乳がん検診行っとかなくちゃ.....
Gundersen Speaks with Chris Martenson on Current Status of Fukushima (Part II)
http://www.fairewinds.comより抜粋
Arnie Gundersen:
So the issue is not the total radioation you might measure with a Geiger counter in your hand,
but hot particles.The problem is when they gets inside, they can selectively go to the organ and bombard very small piece if tissue with a lots of exposure, potentially cause cancer.
本当に問題なのは、
ガイガーカウンターによって計れる
トータルの放射線量ではなく、
高放射能粒子なのです。
これらは体内に入ると、内臓に直行します。
そしてそこにとどまって
大量の放射線をごく周辺の組織に浴びせて
大きなダメージを与えます。
これが癌を引き起こす原因になります。
Chris Martenson:
It is a very rare event because you need a whole lot of it on a whole body level to really take somebody down. But contamination is a whole different matter that the lethal dose from contamination can actually be really small measured on a radiation scale.
外部被曝のみで人が死亡するには、相当の放射線が必要なので、めったに起きない事故だが、
内部被曝の場合は、本当に微量の放射線でも人を死亡させることができるというわけですね。
6月17日の記事の中でも紹介しましたが、
インタビューパート2の中での
高放射能粒子に関する、アーニー氏とクリス氏のやりとりです。
4月の時点で、
東京都内の大気中10立法平方メートルの中に平均10粒、
同月アメリカ西海岸のシアトルでは5粒検出されていたわけですが、
アーニー氏の解説によると、
この程度の線量では、ガイガーカウンターには反応しないそうです。
このようなガイガーで測定できないような低線量の汚染の中にいても、
高放射能粒子を吸引、水や植物から体内に取り込めば
体の中から被曝する、
つまり内部被曝が一番恐ろしいことなのだと、
アーニー氏はインタビューの中で繰り返し説明しています。
これは「内部被曝の脅威」の著者、
肥田 舜太郎、元被曝軍医も
著書の中で繰り返し、
警告しています。
内部被曝の危険性について理解するのに
とても良い本だと思いますので、
もしお時間のある方は是非、
読んでみられることをお勧めしますが、
仕事が、育児が、忙しくって
本なんか読んでる暇ないよっ
という方のために、暇な私が
いくつか興味深いと思ったポイントを
簡単に紹介させて頂きます。
まず「内部被曝の危険について」という章の中で
「ペカトウ効果」に関しての記述部分。
それは1972年のこと。
カナダ原子力委員会のホワイトシェル研究所の
アブラハム ペカトウという人が、
どのくらいの放射線を細胞に照射すれば
細胞膜を破壊できるのかという
実験をしていました。
結果は15.6シーベルト/分を58時間
全量35シーベルトでした。
その実験の途中でペカトウは誤って、
試験資料を放射性ナトリウム22の混じった水の中に落としてしまいました。
しかし、その実験資料の細胞膜は、
水の中で0.00001シーベルト/分の放射線を12分間
たった全量0.007シーベルト受けただけで、
細胞膜が破壊されてしまったのだそうです。
このことから
「液体の中に置かれた細胞は高線量放射線による頻回の反復照射よりも、
低線量放射線を長時間、放射することによって容易に細胞膜を破壊することができる」
「長時間、低線量放射線を照射する方が、
高線量放射線を瞬間放射するよりもたやすく細胞膜を破壊する」
という事実が証明され、「ペカトウ効果」と呼ばれています。
人体の細胞はすべて体液という液体の中に包まれていますので、
液体の中に置かれた細胞とは、まさに人間の体の中ということですね。
つまり何らかの形で、一度、高放射能粒子を体内に取り入れてしまうと、
たとえ微量でもやっかいなことになると、専門家達たちが口をそろえて言うのは
こういう理由からです。
ところで、原子力発電所がいくら安全対策に気をつけているからといっても
やはりどうしても微量の放射能粒子が周辺に漏れます。
原子力推進派の人達の意見としては
微量だから人体に影響はないということですが......
↓ 下のマップをご覧下さい。
Dr.Jay Gouldの著書
"The Enemy Within:The High Cost of Living Near Nuclear Reactors"より転載
アメリカの乳がん患者の死亡率は、
1950年~89年の40年の間に2倍になったそうです。
上のマップはアメリカの統計学者のJ.M.グールドが
原子力施設から100マイル以内(160km)に位置する郡を
黒く塗りつぶしたもの。
全部で3053郡あったそうです。
グールドが調査した結果、
アメリカの1985~89年の間の乳がん死亡者のうち、
3人に2人はこの黒い郡の住民でした。
彼は、1950年~89年の40年間に
原子炉から100マイル以内にある郡では
乳がん死者数があきらかに増加しており、
以遠にある郡では横ばい、または減少していることを突き止めました。
この事から彼は、アメリカの乳がん死者数の地域差を左右していたのは、
全米に散在する多数の原子炉から排出される低線量放射線だという結論に達しました。
えっ......, じゃあ日本の場合はどうなの
東京都健康安全研究センター, 日本における死亡特性の分析より
リンク:http://www.tokyo-eiken.go.jp/index-j.html
うーんこれは.......
うなぎ上りだ、まるで妊娠後の私の体重のよう。
調査開始の1955年辺りから2010年までを見ると
6倍ぐらいに増えてるんですね。
ちなみに肥田 舜太郎は、グルドーに倣い、
日本の52基ある原子炉から100マイル(160km)以内に位置する
市や県に色をつけてみようとしたそうなんですが、
なんと、日本全土がどこかしらの原発から
100マイル以内にすっぽり入ってしまって
比較ができなかったって本の中に書いてありました。
つまり日本には全国どこにも、
原発から100マイル以上離れた土地がないらしいです。
こっ怖い
とか言ってる私も今、アメリカの黒い色のついた州に住んでるしっ
∑ヾ( ̄0 ̄;ノ にゅ、乳がん検診行っとかなくちゃ.....