※My Storyの5話から27話までは

私の体験したドメスティックバイオレンスについて書いています。


元夫と知りあった経緯、およびアメリカに来る前の話は

My Storyの1~4話にざっと書いてありますので、

そちらへどうぞ⇒ My Story 第一話 OL生活に見切りをつけた訳



結局その彼とは日本で4年間付き合った後に

アメリカで結婚することになるのですが、

結婚生活は1年半しか持ちませんでした。


しかもその1年半のうち

うまくいっていた期間は殆どありませんでした。


どうして日本ではうまくいっていたのに

アメリカに来た途端、うまくいかなくなったのか。


この辺に焦点をあてながら

MyStory第5~7部を書いてみます。



まず彼がどんな人だったのかを簡単に説明します。


母親:従軍看護婦(1998に自殺)

父親:アーミー(参戦中に行方不明となる)

出身地:LA, California

ベトナム戦争で知り合った二人の間に産まれたのが彼。

高校を卒業後、アクション俳優を目指してハリウッドで勉強しながら

いくつかの映画に脇役で出演するも結局1年で断念し、アーミーへ入隊。

2年後除隊し、アーミーにいた頃に貯めたお金でLAの大学へ進学。

日本に留学後、JetProgramで2年間英語教師をし、そのあと外資系銀行に就職。


彼はとっても頭も悪くないし、努力家でした。

日本語がペラペラで電話だとアメリカ人と気づかない人がほとんど。

またアメリカ人なのに食生活がとてもヘルシーで、トレーニングもよくしていたので、

まるでフィットネスモデルのような体型の持ち主でした。


でも彼は精神的に危うくて脆いところがあった。

付き合っている段階からそういうサインは幾つか見えていたのですが、

私は目をつむって無視していたのです。


その危険なサインとは・・・


①動物を殺す

動物を殺すと次は人を殺すといいますが、

猟奇殺人犯は人を殺す経験をする前に必ず動物を殺しています。


ある日の事です、自宅の家の前を誰かに捨てられたのかフェレットがウロウロしていたので、私はハム食べるかなぁ~と思ってハムをあげていました。

彼もそこにいたのですが、彼がフェレットを捕まえようとするとフェレットが彼の手に噛み付きました。

すると彼は激怒し、家の中からハンマーを持ち出してきてそのフェレットを殴り殺してしまったのです。

私は必死に殺さないでくれと泣いて頼んだのを今でも覚えています。


そしてさらにむごいことが。

フェレットがしばらくして生き返ったのですが、それを見た彼は近くにあった公衆トイレの洗面台の水に沈めて窒息させて完全に殺したのです。

私はトイレのドアを叩いて、必死に辞めさせようとしましたが無駄でした、思い出すのも嫌な出来事です。


この何年後かにこういう事が自分の身に起こらなかったのは

私がただラッキーなだけだったのだと思います。

後にこの事については

「ヨセミテキャンピング、ショットガンと寝袋の謎事件」で詳しく書きます。


②暴力

これは次の第6部で詳しく書きますが、一度顔をおもいっきり殴られてパンダになったことがありました。


今誰かと結婚を考えている方がこれを読んでいらっしゃるとしたら、

結婚には大きく目を開いて挑んで下さいとお伝えしたいです。


結婚前にあった問題は

結婚したとたん、愛の力で消えて無くなる~ラブラブってなことは絶対にないからです。


それどころか更に酷くなるでしょう。


コレは私が手痛い経験をし、

女性としてとてもいい時期である

貴重な20代を犠牲にして学んだ事です。




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