太刀お薦め武器 ※MHXX向け記事 | MHXデビュー初心者から見た、一般人向けのモンハン考察ブログ

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攻略サイトなどを参考にしても、使い勝手の悪いスキル構成などが少なくなかったため、普通の腕を持つ人にとって本当に意味のある情報を提供しようと考え、立ち上げたブログです。

1.武器概要

(1)特徴

 太刀は、リーチが長く、攻撃にスーパーアーマー(SA)が付されているため風圧などを無視して攻撃でき、尻尾切断などがしやすいです。そして、大剣とは異なり、移動速度も比較的速く、手数も多くなります。

 ただ、その長所はそのまま短所になります。攻撃範囲が広く、比較的手数が多い武器のため、考えなしに攻撃すると、味方をこかしまくって、味方を被弾させて乙らせる原因にもなります。したがって、周囲の状況を適切に判断して攻撃する判断能力と技量が要求されます。

 また、練気ゲージをうまく管理しないと火力が出ない武器です。闇雲に攻撃しても火力が出ません。

 

(2)ブレイヴスタイルでの運用法

 MHXXではブレイヴスタイルの太刀が非常に強力です。ブレイヴ状態になると、練気ゲージの色が青色に固定され(黄色と赤色の間の火力)、気刃斬りを連携すると剛・気刃斬りという強力な攻撃になります。さらに、気刃斬りの出始めにカウンター判定があり、高威力であるばかりでなく、練気ゲージを回収することもできます。したがって、ブレイヴスタイルでの運用をすることを前提に書きます。

 ブレイヴスタイルは、どの武器にも共通していえることですが、非ブレイヴ状態は余り強くないので、とにかく早くブレイヴ状態に移行することが重要です。

 基本的には、納刀キャンセルからの攻撃や、納刀継続によるイナシでブレイヴゲージを溜めることになります。なお、納刀継続はYボタン長押し(納刀)によって発動することができますが、ボタンを押している間、体力とスタミナを消費します(解除すれば時間回復します)。

 納刀継続すると、こんな感じで青く光ります。

 

 (2-1)非ブレイヴ状態(ゲージ回収)

・納刀継続によるイナシ(Yボタン長押し)→イナシ後に何もしなければ無敵時間延長/イナシ後にスラパ入力でダッシュ

・納刀継続状態からキャンセル攻撃

 ①X→一文字斬り(前方移動)。追加でX(斬り上げ)に派生可能。

 ②R→気刃踏み込み斬り (前方向のリーチが長め)。追加でX(斬り上げ)に派生可能。

 ③X+A→斬り下がり・移動斬り。追加でA(突き)に派生可

 

 (2-2)ブレイヴ状態

①気刃斬りI(R)→気刃斬りII(R)→剛・気刃斬りII(R)→剛・気刃斬りIII(R)

②気刃斬りI(R)→(当て身成功時)→剛・気刃斬りI→剛・気刃斬りII(R)→剛・気刃斬りIII(R)

  (2-2-1)②の補足説明

 気刃斬りIの出始めに短めのガードポイントが設定されており、そのタイミングでモンスターからの攻撃を受けると短いカウンター攻撃が自動的に繰り出されます。これが剛・気刃斬りIです。そのままRボタンを押すことで、剛・気刃斬りIIに派生できるため、強力な攻撃を即座に出せる上に練気ゲージを大幅に回収できるという利点があります。

  (2-2-2)各攻撃からの派生

  剛・気刃斬りIIの後にパッド入力すると、ダッシュすることができるため、モンスターと距離が離れても追撃が可能です。

 いずれの攻撃においても、(1)納刀継続(Y)、(2)移動斬り(パッド+X+A or 特殊攻撃)、(3)斬り下がり(X+A)、(4)回避(B)へと派生できます。

 気刃斬りIはX or Aにより突きに派生、 気刃斬りIIはX or Aにより斬り上げに派生することができる。

 

 ブレイヴ状態だと、こんな感じで刀身が青く光ります。ハンターネームの上にある赤っぽいのがブレイヴゲージです。上の刀っぽいゲージが練気ゲージです。

 

 

 以下では、スキルや武器を紹介していきます。手数が比較的多いので、属性武器との相性も悪くないですが、そうはいっても片手剣や双剣に比べれば手数は落ちます。したがって、属性武器を選ぶ際も、ある程度は物理火力を重視することにします(たとえば、物理火力が非常に低く、属性値が非常に高い武器があったとしても、総合的にみて余り火力は出ず、肉質が非常に硬く属性特化した方が良いようなモンスターは片手剣や双剣の方が良いと思います。)

 なお、狩技は、割と消去法ですが、他の狩技は癖が強いため、練気解放円月斬りが無難だと思います。一定時間、練気ゲージがMAXのまま減らなくなる狩技です。

 こんな感じのモーションをする狩技です。

 

2.スキル

(1)優先度の高いスキル

  • 火力スキル

①会心系スキル

 連撃の心得見切り超会心辺りのスキルによって、会心率を高めつつ、会心ダメージを増やすのが、鉄板でしょう。見切りは、今作ではやや発動しづらいですが(防御力が低かったりネセト一式が使えないなど)、連撃の心得は発動しやすくなったのでお薦めです。

 個人的には弱点特効は余り薦めません。たとえば、タマミツネの尻尾の肉質は43だったりして、弱点特効が発動するための条件を微妙に満たさない部位が多く、余り安定しないためです。採用するのであれば、どのモンスターのどの部位が肉質45以上かという正確な知識、そして肉質45の部位を攻撃できる腕前が必要になるので、弱点特効は上級者向けスキルです。

 

②攻撃力UP系スキル

 攻撃力UP大などのほか、挑戦者といった一般的なスキルのほか、逆恨み(逆上+10)との相性が良いです。逆恨みスキルは、赤ゲージがある間は攻撃力+20(攻撃力UP大と同じ効果)となり、イナシによる削りダメージを受けた場合や、納刀継続による赤ゲージがあるときに発動できるため、相性が良いスキルです。2スロでSP3あるため、比較的発動もしやすいです。

 ただ、赤ゲージがあることが前提なので、初心者向けスキルとは言い難いところがあります。

  • 補助スキル

納刀研磨

 モンスターが怒り状態のときに、納刀すると、一定確率で斬れ味を回復することができます。

 上述の納刀継続は、納刀扱いになるため、納刀研磨の発動条件をみたします。

 5スロスキルゆえ、発動しやすいのも利点ですが、納刀スキルとの共存がしづらい(珠で発動させると、納刀スキルのマイナスポイントがつくため)のが難点です。両立したい場合は、納刀研磨+10のお守りを使用しましょう。速納珠は納刀研磨のマイナスポイントはついていないので、納刀を珠で発動させ、納刀研磨をお守りで発動させるのが良いです。

 

納刀

 上述の通り、納刀研磨との相性は悪いですが、納刀継続も発動しやすくなるので、イナシや納刀継続を発動しやすくなります。

 

業物

 太刀は手数が多い武器なので、斬れ味消費が激しくなりがちです。個人的には、納刀研磨の方が優先度が高いと考えていますが、担ぐ武器の斬れ味にもよっては、納刀研磨では斬れ味維持が間に合わない場合もあるでしょう。ゆえに、武器次第では採用価値があると思います。

 

 武器にもよりますが、素の斬れ味ゲージがよくない場合や、匠で斬れ味を一気に引き出せる場合などは、選択肢に入れてよいでしょう。

 

回復速度UP

 SP10で回復速度+1、SP15で回復速度+2が発動します。元々、生存スキルとして優秀なスキルでありますが、上述の通り、赤ゲージが発生しやすいので、生存率を高めるために、赤ゲージをすぐ消せるこのスキルは、ブレイブ太刀の場合は特に有効です。5スロスキルとはいえ、SP15稼ぐのは結構厄介ではありますが、それでも発動させる価値はあるでしょう。場合によっては、回復速度+1でも良いと思います。

 

 

(2)場合によっては選択肢に入るスキル
・回避性能

 イナシによって多くの攻撃は受け止めることができますが、それでもイナシができない攻撃はあります。

 ひとつは、連撃してくる場合です。イナシは一回発動すると効果が切れてしまうためです。

 いまひとつは、オストガロアのブレスやアマツマガツチの大竜巻など、ガード強化してもガードできないような攻撃は、イナシによっても無効化できません。

 そういった攻撃を回避するために、回避性能を発動させるというのも、一つの手です。

 

・明鏡止水(無心+10)

 狩技ゲージが溜まりやすくなるほか、ブレイヴゲージも溜まりやすくなるという特徴があります。その関係で、このスキルを推奨する人も多いようです。しかし、このスキルをつけることによる有意差があるかといえば微妙なところであり、その割には発動が重く、さらにブレイヴ状態になったら意味がない(ブレイヴ状態維持に効果がない)こともあって、個人的には余り薦められないスキルです。

 

・集中(溜め短縮+10)

 練気ゲージを溜まりやすくするスキルです。練気ゲージが青固定といっても、練気ゲージを溜めることは必要になるので、一考の余地はあります。

 ただ、円月斬りを狩技に入れるのであれば必要性は低いですし、重要度は低いスキルだと思います。

 

 

(3)スキル構成例

 色々なスキルの組み方があるとは思いますが、私は、匠+2、業物、納刀術、納刀研磨、見切り+2を発動させています(ブレイヴスタイル)。使ってみた感覚だと、紫20くらいの斬れ味ゲージはこのスキル構成で維持できるようです。

 

 

3.武器

 以下で、属性別に取り上げていますが、麻痺属性と睡眠属性は取り上げていません。

 麻痺属性は、実用的な属性値の武器に関しては、火力が低すぎるため、麻痺らせたいのであれば別の武器を担ぐ方が適切だと思われるからです。睡眠属性に関しては、ブレイヴ状態を維持したい太刀として、攻撃が止まる睡眠属性との相性は非常に悪いためです。

  • 無属性

 以下で紹介するいずれの太刀も、最終的な物理火力はほぼ同等ですが、使い方が違います。
 簡単にいえば、無明刀もドヒキサキも匠なし高火力の太刀ですが、無明刀は素の攻撃力は低いものの会心率が高い、ドヒキサキは攻撃力が高く狩技ゲージが溜まりやすいという太刀です。真名メルセゲルと渦紋鬼懐刀は、匠発動が前提となる太刀ですが、匠発動させれば高火力に化ける太刀であり、真名メルセゲルは防御力と空きスロ3が強みであり、渦紋鬼懐刀は火力と狩技ゲージの溜まりやすさが強みです。
 手持ちのお守りなどによって、使い分ければ良いと思います。

(1)無明刀【空諦】

攻撃:290

会心:45%

斬れ味:紫20(匠無効)

スロ:2

 ナルガクルガの太刀です。

 攻撃力は低めですが、会心率が非常に高いため、会心率を高める方向でスキルを組むと良いでしょう。紫ゲージがあり、白ゲージも長いので、継続火力もあります。匠は無効です。

 空きスロが2つありますから、スキルも組みやすいでしょう。

 

(2)鎧裂鎌ドヒキサキ

攻撃:330

会心:5%

斬れ味:白120(匠+1紫5、匠+2紫30)

スロ:0

 鎧裂ショウグンギザミの太刀です。

 白ゲージが120もありますので、斬れ味系のスキルを全部切り、その分を火力スキルや生存スキルに回すことができます。ただ、作成難易度は高いでしょう。鎧裂ショウグンギザミが強いというよりも、必要素材である鎧裂の重竜頭殻がえらく厄介な素材であるためです。

 

(3)真名メルセゲル

攻撃:330(防御+60)

会心:0%

斬れ味:紫20(匠+1紫45、匠+2紫70)

スロ:3

 アトラル・カの太刀です。

 攻撃力が高く、空きスロが3つあるのが利点ですね。

 斬れ味は、素で紫ゲージが出ますが、白ゲージも青ゲージも非常に短いのが難点です。匠で紫ゲージが長く出るので、匠は必須だと思います。

 

(4)渦紋鬼懐刀【下剋上】

攻撃:340(防御力+15)

会心:5%

斬れ味:白40(匠+1紫25、匠+2紫50)

スロ:0

 岩穿テツカブラの太刀です。

 基本的には匠で伸ばした方が良いと思います。

 

  • 火属性

真飛竜刀【双獄炎】

攻撃:300

会心:10%

斬れ味:白50(匠+1紫25、匠+2紫50)

属性値:火44

スロ:1

 リオレイアの太刀です。高い属性値とそこそこの物理火力を両立させた武器です。

 素の斬れ味のままでも使えますが、匠+2で引き出して使うこともできます。

 

  • 水属性

 水属性太刀は、似たようなスペックのものが多いので選出に悩みましたが、以下の2つを紹介します。

 

(1)たまきはる露命滅斬刀

攻撃:310

会心:20%

斬れ味:白30(匠+1紫15、匠+2紫40)

属性値:水30

スロ:1

 二つ名ミツネの太刀です。

 原種ミツネのものに比べると、やや物理寄りといったところです。

 

(2)たまのをの絶佳麗斬刀

 

攻撃:310

会心:10%

斬れ味:白40(匠+1紫25、匠+2紫50)

属性値:水35

スロ:1

 原種の太刀です。ミツネの近接武器全般にいえることですが、デザインが良いのもいいですね。

 こちらは、二つ名ミツネに比べて属性寄りといったところです。

 

  • 雷属性

大鬼薙刀【羅刹】

攻撃:330

会心:10%

斬れ味:白20(匠+1紫5、匠+2紫30)

属性値:雷26

スロ:1

 ラージャンの太刀です。

 雷属性は、物理火力と属性値とを両立している太刀が少ないのですが、こちらは、物理火力が高い割に属性値もまずまずです。

 匠で紫ゲージが出るほか、白ゲージも伸びるので、匠を発動させる方がよいと思います。

 

  • 氷属性

(1)白猿薙【ドドドド】

攻撃:310

会心:15%

斬れ味:白30(匠+1紫15、匠+2紫40)

属性値:氷42

スロ:0

 ドドブランゴの太刀です。

 物理火力も高めで、属性値も高めという、バランスの優れた武器です。匠なしでも匠ありでも運用できるでしょう。

 

(2)琥牙刃ジャリドファル

攻撃:290

会心:30%

斬れ味:白50(匠+1紫5、匠+2紫30)

属性値:氷40

スロ:2

 ベリオロスの太刀です。

 攻撃力は低めですが、そのぶん会心率は高いので、物理火力はまずまずです。属性値も高めです。会心率を高める方向で運用すると良いでしょう。

 六花垂氷丸【瑞雪】と比較した場合の長所は、空きスロが2つある点です。また、ゲージも長めなので、斬れ味維持もしやすいでしょう。匠+1で紫ゲージが少し出るだけですが、白ゲージも伸びますので、匠+1でもよいかもしれません。

 

  • 龍属性

 龍属性太刀は、比較的恵まれているように感じます。以下では、空きスロごとに3つの候補を紹介致します。

 

(1)ネロ=カラミティ

攻撃:310

会心:15%

斬れ味:白50(匠+1紫15、匠+2紫40)

属性値:龍26

スロ:0

 イビルジョーの太刀です。

 物理火力が高い割に、属性値も高めです。白ゲージも比較的長いので、業物運用も匠運用も、どちらもできると思います。

 

(2)THEディカローグ

攻撃:280

会心:45%

斬れ味:白60(匠+1紫15、匠+2紫40)

属性値:龍28

スロ:1

 シャガルマガラの太刀です。

 攻撃力こそ低いですが、会心率が非常に高いので、総合的には火力が高いです。会心率45%あれば、超会心も実用的になってきます。斬れ味ゲージが長いので、匠を入れるのも手ですが、超会心を入れるのも手だと思います。

 属性値も相当高いので、お薦めできる一振りです。

 

(3)神滅爪アル・ファリア

攻撃:290

会心:0%

斬れ味:紫50(匠無効)

属性値:龍38

スロ:2

 アルバトリオンの太刀です。

 攻撃力と会心率は低いものの、紫ゲージが長いため、総合的にみて物理火力はまずまずです。匠無効です。白ゲージ運用をするならば、斬れ味管理スキルを切っても使えます。

 属性値も高く、空きスロ3つあるので、この武器も良い武器だと思います。

 

  • 毒属性

黒狼大刀【玄】

攻撃:290

会心:25%

斬れ味:白50(匠+1紫5、匠+2紫30)

属性値:毒42

スロ:3

 イャンガルルガの太刀です。

 斬れ味も比較的優れているほか、属性値も高く、空きスロが3つあるのが特徴です。

 

 

  • 爆破属性

(1)砕巌刀ホムラ

攻撃:320

会心:0%

斬れ味:白50(匠+1紫15、匠+2紫40)

属性値:爆破32

スロ:1

 猛り爆ぜるブラキディオスの太刀です。

 似たようなスペックの太刀が多いのですが、攻撃力が高く、属性値も及第点、斬れ味も割と優れているので、総合力でみればこの太刀が優れていると思います。匠で割と長い紫ゲージが出るので、匠運用でも良いと思います。

 猛り爆ぜるブラキディオスは、担ぐ武器次第ですが、ガンナーだと非常に討伐難易度が低いので、個人的には作成難易度は非常に低いと思います。剣士だと討伐難易度が跳ね上がるので、この辺は使う武器次第だとは思いますが。

 

(2)真滅刀ヴァンダノヴァ

攻撃:300

会心:5%

斬れ味:紫30(匠無効)

属性値:爆破30

スロ:0

 燼滅刃ディノバルドの太刀です。

 匠無効なので、業物等による斬れ味のフォローは必要です。素の物理火力が高く、狩技ゲージを溜めやすいので、使い勝手が良いでしょう。作成難易度は相当高いです。

 

(3)星霊ウラノメトリア

攻撃:290

会心:15%

斬れ味:白60(匠+1白85、匠+2紫20)

属性値:爆破18

スロ:2

 マガジンのイベントクエストの太刀です。

 正直いって、物理火力は上2つに比べて落ちます。ただ、なんといっても刀身のデザインが非常に優美です。その割には、物理火力はそこそこ出るため、実用性は保っています。

 何を隠そう、私もこの武器を使うために太刀について色々思案していた次第ですが、実用的な域にとどまっている武器ですから、この武器を使うのもアリでしょう。