GW山行  in 甲武信ヶ岳 | 明治学院大学体育会ワンダーフォーゲル部のブログ

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明治学院大学体育会ワンダーフォーゲル部です。
私たちは日本の広大なフィールドで登山を主に活動しています!
このブログでは、日々の活動から山行報告まで様々な風景をお伝えしたいと思います。私たちの活動に興味を持ってくれたら嬉しいです!!

今回は、5/3()~5/5()のGW期間に

甲武信ヶ岳に登山をしに行った様子をご報告させて頂きます

 

 

"奥秩父"という山域にある百名山 甲武信ヶ岳ですが、皆さんは「甲武信」何と読むか分かりますでしょうか? 私は、初めてこの名前を見たときは、正しく読むことができませんでした...

 

 

正解は、これで甲武信(こぶし)と読みます。 

どうしてこのような漢字を当てたかということですが、それは

州(山梨県)・州(埼玉県)・州(長野県)それぞれの県の昔の呼び名の頭文字をとっているからです。

 

 

では、どうして3県の頭文字をとっているかということですが、それは単純で、この甲武信ヶ岳が上記の3県の県境に位置しているからです。自分の名前で、自分の座標を示しているというわけですね。

 

 

そんな甲武信ヶ岳ですが、主に山梨県側の西沢渓谷からの登山・長野県側の毛木平からの登山という二通りの登り方があります。

今回は、長野県側の毛木平から登山を開始し、山中で2泊したのち、山梨県側の西沢渓谷に下山するという2泊3日の縦走で登山を行いました!

 

 

そして、今回の登山には、4月に入部をしてくれた新入生が5人参加してくれました! 大学に入学し、初めてのGWにも関わらず、部の活動に参加してくれて、感謝しかありません。みんな始まる前はとても楽しそうにしていましたが、登山が始まると、意外とキツイと思った人が多かったようです...

 

 

先輩という立場になった今、自分が最初に部の活動として登山をした時は、どうだったかなと振り返ってみると、私はとても楽しかったなという思い出が鮮明に残っています。

だからこそ、最初の登山だからというわけでなく、せっかく大学で部活動をしに来ているのですから、みんなが楽しんでほしいですし、少しでもそう思わせることができたら、部活動生活が残り少なくなった私が、自分自身の役割を全うできていることの証明になるのかなと思ったりします...

 

 

そんなことを考えているうちに、一日目にお世話になりました

十文字小屋に到着です。一日目は、公共交通に乗っている時間が長かったこともあり、登山は2時間程度歩いただけでした。

 

 

ただ、新入生にとっては、テントを組み立てるのも、山で食事を作ることも初めての経験です。新入生に教えてあげながら、みんなで力を合わせて頑張りました!

 

 

二日目は、朝の5時過ぎからスタートです。一日目もそうでしたが、この日もとても良い天気でした!

(ただ、前夜は物凄く寒かったです...)

二日目は、一日目よりも長いおよそ5時間のタイム設定です。

 

 

しばらく歩みを進めると、だんだんと登山道には雪が見られるようになりました。おそらく標高が2,200mを超えたあたりからだと思うのですが、日が当たらないところに関しては、かなり積もっていました。もちろん新雪ではないですが、氷のような雪で、かなり滑りました。気を付けながら進んでいきます。

 

 

そして甲武信ヶ岳山頂に到着です!ほとんど時間通りに到着することができました!特にこの日は雪があるという悪条件ではありましたが、みんなの頑張りが、良い結果に結びついたと思います!

 

 

そして二日目は、山頂直下の甲武信小屋にお世話になりました。

西沢渓谷から登ってこられる登山客の方が非常に多く、GWということも相まって、一日目の十文字小屋とは異なり、混みあっていました。

 

 

新入生も2回目ということもあり、一日目よりもテント作成・食事作りなど、様々なことを手際よくできるようになっていて、非常に頼もしかったです!

 

そして、最終日となる3日目、一気に標高を下げ、下山していきます。

 

 

2日目同様、雪は積もっており、朝方という時間帯、2日目よりも高い標高が影響し、より硬く凍っていました...

気を付けながら、進んでいきました!

 

そして、無事に下山することができました!

予定していた時間を上回る、素晴らしい快走でした!

 

 

今回の3日間の登山を振り返ってみると、とにもかくにも新入部員のみんなの頑張りが全てだったと思います。

 

3日間の総距離は15km、最大標高は2,400mを超える2泊3日の登山、しかも初めて本格的な登山を行うのは初めての人が大半の中で、弱音を吐くことなく、本当によく頑張ったと思います!

ぜひ、今回の経験を自分の財産にして、これからも頑張ってほしいです。

 

そして、何よりも、この3日間が良い想い出になってくれたら嬉しいですね!