ゆとり教育って結果何を生んだんだろう??


って考える事が増えた今日この頃。


我が社にもゆとり世代の申し子が居ます。

まぁ彼の場合ゆとり教育がどうこうというより

本人の資質って問題があるのかも知れませんが

先日こんな話がありました。


弊社の経営幹部は僕を中心に30代の前半で占められています。


そんな経営幹部は共通して

三国志と日本の戦国時代が大好きです。


よくある話なんですが

先日みんなで飲んでた際

会話の中で、誰かを三国志に出てくる登場人物に

例えたりする話がありました。


例えば

弊社の専務である遠山小1に関しては


僕 「小1さぁ。お前は絶対呂布 だよねー。」


と言うと


小 「呂布とか言わないで下さい!!自分関羽 が良いっす!!」


とかってやりとりになります。


因みに三国志を知らない方の為に注釈を入れると

呂布とは三国志史上最強の武将で

戦闘力が極めて高いのですが

特徴として裏切るのです。


因みに関羽は劉備玄徳に仕え

義に厚く、武勇に長けて三国志の登場人物の中でも

とても人気のある武将であります。


三国志を読んで居れば

上記の2行の会話で誰でもその場の雰囲気が

わかる話なのです。


因みに店舗開発本部のカズこと

玉那覇部長は明智光秀と呼んでいます。



でこの話をしている最中

その我が社のゆとり世代の申し子は

ポカンとした顔をしているのです。


その様子をみて僕が


「わかる?この話??」と聞くと


「いえ。わかりません。」


ときっぱり切り返してきます。


「お・・・そうかぁ。 三国志とか読まないの??」


と聞くと


「読みません!」


ときっぱり切り返してくるのです。


その場に経営幹部も含め

8名居ましたが、




「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


状態でした。


このゆとりの申し子は参加者中

もっとも立場が下の人間です。

まわりは全員上司。

この話の流れで会社の上席者(しかも話しかけているのは雇い主)

が、三国志とか読まないの?


と聞かれる前に

その場の空気を読んで

とりあえずその場は相槌うってやり過ごし

後日必死になって話題に付いて行くために

調べたり本読んだりするじゃないですか。


僕だったら絶対にそうします。


ところがそのゆとり世代の申し子は

きっぱりと


「読みません!」


と返してくる。



「読みません!」だよ?



あり得ないと思いません??



ゆとり教育とは関係無い。と言う声も多々聞こえますが

少なくともその場に居た30代の我々は

そのゆとりに対して

大きな落胆を覚えるのでありました。


そんなゆとりの申し子に

ライフプランを聞きました。


30歳の時にどの状態になっているか?と



そしたらそのゆとりの申し子は

こう答えました。



「エムグラントの社長になります!」だって。




全員



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



でした。



ゆとり凄いわ。



色んな意味で。