先日
ステーキハンバーグ&サラダバー けんを
フランチャイズで経営して頂いている加盟企業様を
一同に介し、第一回FCオーナー会を行いました。
写真が無くてちょっぴり残念なんですが・・・。
けん・いわたきは9月9日時点で43店舗になっているのですが
12社の加盟企業様
1社の子会社
3名の業務委託者
でうち28店舗を経営して頂いております。
本会の目的は
「けん」と言う看板を資本関係の無い
複数の会社で経営している訳ですが、
業態のコンセプトであったり、存在意義や志を
共有しようではないか。
目指すべきとこを一緒にしましょうではないですか。
と言う目的でオーナー会を結成しました。
議事録の意味も込めて
先日お話した事をざっくりここでまとめさせて頂きます。
★ステーキハンバーグ&サラダバー けんのあるべき姿
「日本一の店舗数を目指すのでは無く
50年以上続く店作りを目指そう。」
この3年間で店の数は43店舗にまで増え、今年中には50店舗を越えるのですが
けんは決して「ブーム」で成立しているわけではありません。
「けん」の原型であるハナマサさんが開発した「いわたき」の
営業権を譲り受けて僕達の直営店として経営していますが
そのいわたき三郷店・野菊野店のオープンは昭和59年です。
開店から25年が経過しますがいまでも昨年対比を維持している
地元の繁盛店です。
この店の実績が僕等の自信の根拠であり
この店での成功体験を愚直にけんに落とし込めば
50年続く店作りは充分に可能であると考えています。
★ステーキハンバーグ&サラダバー けんのフランチャイズビジネスコンセプト
「投資回収は最長2年以内」
「一加盟企業様に最低3店舗以上経営頂く」
投資回収は直営店においては平均8ヶ月で回収可能となっています。
投資回収を早めると言う事は、最悪平時では起こりえない事(例えばこの度おきた他社の食中毒の様な事故)
がおきても充分に対応する事が出来ます。
又、売上が開業時に比べ30%ダウンしても
回収さえ済んでいれば業態変更も出来るし
販促など前向きな投資にお金が使えます。
今後FC加盟企業数はそんなに増やす予定はありません。
一つの企業様に複数のお店を経営して頂きたいと考えています。
お店の経営と同じですが、良いお店はやはり何度もご来店
頂くリピーターのお客様が多いです。
僕達の立場で言うとフランチャイズ企業様をお客様だとすると
けんを出店してもう一店舗。又もう一店舗とリピートして増店して頂ける様ではないと
ホントにいい物だとは言えません。
目指すのは鳥貴族さんの様な状態が僕達の目標です。
★ステーキハンバーグ&サラダバー けんの方向性
「一都三県で100店舗、全国で100店舗
合計200店舗しか出店しません。」
一店舗の平均年商が1億だとすると
200店舗の状態で200億。
今後の外食業界で思う事は
一つのコンテンツで1000億とか売れるコンテンツは
もう作れないんじゃないかと僕は思います。
同時にそれ以上作ると、必ず起こる事が既存店の自社競合が起こります。
全店直営であれば自分達だけの事なので構いませんが
フランチャイズ企業様に経営を頂いている店が
近隣の直営店舗の影響で売上が減少したら
やっぱりそれはやるせないものがあります。
そうした事を踏まえ、自社競合が起きない程度の
店舗数は上記の範囲だと判断したのです。
★エムグラントフードサービスの約束
「エムグラントは株式公開致しません」
資金調達の事だけを考えると
上場による資金調達は当社に必要がありません。
資本・人材などの経営資源をフランチャイズ企業様の
協力を得ている訳で。
上場して資金調達をすれば当然投資家から要求されるのは
利益の追求です。
利益を追求すれば競争力の原資を犠牲にする事も懸念されます。
エムグラントは最低限の利益が得られれば良い。
結果加盟企業様が健全な利益が出せれば良い。
その関係を維持する為に当社は上場を予定しないと言う
約束をさせて頂きました。
最後に
今まで無かったフランチャイズ企業の本部となれるよう
結束を固めたFCオーナー会でした。
御越し頂きましたオーナーの皆様
ご多忙の中本当に有難う御座いました