会議資料ではNGだけど「現場でお客様に喜ばれる」数字の使い方≪続きを読む≫
…… アウトレットモールにあるアパレルショップに入ったときのことです。店内に、数字がビッシリ書かれたPOPが置かれていました。
このPOP、よく見てみるとそのブランドの商品すべての定価に対して、「10%OFF」「20%OFF」などと割引率に対応させた実際の売価が細かく記載されているのです。
パッと見は、たしかにやりすぎ感があります。アパレルショップなのに、オシャレ感はゼロ(笑)
でも、私はこのPOPはとても「いい数字の使い方をしている」と評価します。……
もし、通常のビジネスシーン(たとえば会議資料、たとえばプレゼンテーション)でこのように数字の羅列を見せるようなことをしたら、さすがにそれはNG行為だと思います。……
なにがいいたいのか、ノイズカットしたうえで簡潔に資料にまとめるべきでしょう。
では、このアパレルショップの場合はどうか?
■お客様は割引後の価格を知りたがっている!
アウトレットモールに来場されるお客様は、プライスにきわめて敏感です。
そんなお客様がいちばん知りたいことは、いったいなんでしょう? そうです、「割引された後の価格がいくらか」です。
少なくともこのお店は、お客様は「何%OFF」かどうかより「何円」になるかのほうが知りたい情報であることを理解しています。自分たちがカッコつけるのではなく、たとえダサくてもお客様のことを考えている証です。……
伝える相手や状況が違えば、数字を使った伝え方もまったく違う。会議室では不正解だけど、現場では正解な数字の魅せ方もあるのです。 ……
数字の使い方もTPOに合わせて、という趣旨ですね。
お客様目線で考えること魅せ方が大事だということ。
ただ、こういうプライスダウン表が貼ってあるお店を利用したことはありますが、私はわざわざポップは見ませんね。
スマホで計算しますから。(笑)
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