社労士と行政書士どちらが難しい? | いきいきるんるん♪ 微笑み返し

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「社労士と行政書士どちらが難しい?」

検索ワードにあった言葉をそのままタイトルにしてみました。

実際、社労士試験には受かったけど、行政書士試験は落ちたという人がいます。

一方、行政書士試験合格者で、社労士試験は不合格という人がいます。

となると、社労士試験と行政書士試験とではどちらが難しいかの判断をくだすのは、結構難しいですね。

今思えば無謀極まりないですが、私は、社労士試験と行政書士試験の同年度W受験者。

私の個人的な印象ですと、法学部出身や司法試験・司法書士試験受験経験者にとっては、社労士試験の方が難しく、法的素養がない場合だと、行政書士試験の方が難しそうです。

社労士試験の科目は、働いていて遭遇することや、健康保険や年金など、自分に身近な内容なので、私は何とはなしに親しみがありました。

でも、どうしても好きになれなかった、という行政書士試験合格者の方もいらっしゃいました。

逆に私は、行政法や会社法がどうしても好きになれませんでした。(憲法は大好きるんるん♪)

ただ、試験問題に関して言えば、落ちた癖に何ですが、私は行政書士試験の方が好きです。

社労士試験は、大方暗記で問題が解けます。

選択式で暗記で解けないものが出題された場合、よく救済措置があり、択一式で暗記で解けないものが出題された場合、それは捨て問となります。

難問は合否に関係ないので、法的思考力に欠けても、合格レペルに達します。

しかるに、行政書士試験は、暗記だけでは太刀打ち出来ません。

40字記述式問題もありますし、マークシートの問題でも、社労士試験のような覚えているかどうかが試される問題ばかりではないからです。

2006年の試験改革以降、法的思考力が問われる出題がなされていて、問題は難化しています。

私は、それが面白いと思いました。

試験問題に行政書士会のメッセージを感じて、試験をやっている時に何と感動してしまいました。

私の勝手な思い込みかもしれませんが、試験問題に感動したのは、後にも先にも、行政書士試験だけです。

まあ、実務とかけ離れた試験、と言われていますが。

社労士の受験資格を得るために、まず行政書士にというのは、もはや古き時代のこと。

社労士試験の学歴要件は、理不尽だと思います。

実務経験があれば別ですが、高卒には受験資格がありません。

行政書士だと受験できるので、まず行政書士を目指します。

ところが、行政書士試験が難しくて、なかなか受かりません。

結局、社労士の受験資格を得られずに、社労士試験を諦めてしまう。

何ともったいないことでしょう。

私は社労士スタッフをやっていましたし、今は社労士ですけど、学歴なんて実務に全く関係ないのに…。

それはされおき、合格基準については、社労士試験の選択式の基準点制度が一番やっかいだと思います。

選択式問題の守備範囲は広いにもかかわらず、出題数が少ないということだけではなく、年によって難易度に格段の差があり、救済措置の基準も異なるだけに、その年の試験問題運によります。

行政書士試験の基準点制度は、1科目の失敗を他科目でカバーすることができます。

合格率は、誰でも受験できる行政書士試験と、基本的に大卒が受ける社労士試験とでは、単純な比較は出来ないと思います。

どちらもそれなりの準備をしなければ、合格できない試験です。

でも、やるべきことをこなせば、受かる試験だと思います。

どうぞ皆さん、頑張ってください。


るんるん♪語録/1月26日
あれもこれもと手を出すよりも、自分にできることを心をこめて。


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どうもありがとうございます。感謝のうちにドキドキ