資格の合否は「ノート」で決まる!/横溝 慎一郎
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よこみぞ先生から本を送って下さるとの連絡があったのは、社労士試験前。
私は、社労士試験後にいち早く読んで、9月1日の「りかちゃんお勧めブック」で取り上げるつもりでした。
それが出来なかったのは。
肝心の本が届かなかったからです。
よこみぞ先生、嘘つき?
まさか~。
何と売れ行き絶好調で、在庫がない
よこみぞ先生からは、発送遅延についてのご丁寧なメールを頂きました。
それにしても、著者の手元に新刊が回って来ないとは。
発売1週間で、重版決定。
アマゾンのランキングも鰻上り。
何がそんなに読者の心をつかんでいるのでしょうか。
手にする前から、期待は膨らむばかりでした。
といっても、実は、私はノートを作らないタイプ。
逆説的ですが、だからこそ、売れに売れているよこみぞ本に興味津々でした。
何を隠そう、日頃手抜き主義の私ですが、目に見える形で自分の手元に残るノートは、綺麗な字で綺麗にまとめないと、どうも気がすまない。
妙な美的感覚が、勉強ではなく作業に走らせてしまうことがわかっているので、私はノートを作りません。
そんな私は、P.17の言葉に救われました。
「合格につながらないなら、作らないほうがよい」
「ノート作りに時間がかかって勉強が進まないならば、むしろ作らないほうがマシです」
よこみぞ先生は、目的に応じて6種類のノートを使い分けることを、縷々説明されています。
ただ、こうもおっしゃっています。
「よこみぞの提唱する『合格ノート勉強法』では、基本ルールである「明確な目標と最適な戦略を設定するのに役立つ」という条件を満たしてさえいれば、どんなものでも合格ノートに含めています」(P.38)
エクセルで勉強管理したり、単語カードetcの利用も、合格ノートに位置づけられるというわけ。
ところで、私がこの本で一番感銘を受けたのは、「スタディライフバランスの法則」(P.178)です。
これは、「ワークライフバランス」をもじった、よこみぞ先生の造語とのこと。
学習と日常生活のバランスをとるというのは、とても大切なことだと思います。
私は、もともと、勉強のために何かを犠牲にする、というスタンスをとらない主義です。
でも、それ故に、勉強時間の確保が疎かになっていました。
「『なにかを犠牲にする』のではなく『なにかと学習時間を入れ替える』のです。」(P.186)なる言葉に、はっと目覚めさせられた思いです。
そして、いかにもよこみぞ先生らしくていいな、と思うのは。
「とはいえ、『睡眠時間』と『大切な人と過ごす時間』は、絶対に入れ替えてはいけません。
よこみぞはこの2つを『学習時間確保の2大原則』と呼んでいます」(P.186)
優先順位の低いものを入れ替えるとのことですが、その優先順位のつけ方にもコツがあるのですね。
さて、9月5日付日経新聞第3面下広告。
こう書いてありました。
「資格試験勉強のパートナー、『ノート』の使い方について解説する勉強法解説書。
それぞれのシチュエーションに合わせて、より効果的ですぐに実践できる『学習の必須技術』を教えます!」
これは、本当にその通りです。
でも、私からすると、このフレーズでは、もったいない限り。
ノートを作らない派は、スルーしてしまいます。
私は、よこみぞ先生がお書きになられたこのタイトルだからこそ、食指を動かされました。
でも、ただのノートについての本であれば、わざわざ読みたいとは思わなかったでしょう。
ノートを作る人たちにとって、具体的にどうしたらいいのか、わかりやすく説き明かされているこの本。
ノートを作らない派にとっても、資格試験勉強へのあり方について、得るところ多し、です
資格の合否は「ノート」で決まる!/横溝 慎一郎
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