一昨年の社労士試験。
過去10年間、合格率が10%を越えたことがないので、予備校は合格率を9%前後として、合否予想をたてていました。
過去のデータからすると、正答率の低い選択式の労一を救済しないと、従来の合格率をキープ出来ず、私は合格圏内とされていました。
ところが、蓋を開けてみれば。
何と択一式の合格基準点を1点下げて、救済措置なし。合格率10%超え。
逆に、昨年は。
択一式の合格基準点を上げて、救済措置乱発。
しかも、健保は、まさかの1点救済。
真面目に勉強した受験生でも出来が悪かった健保の救済は頷けるにしても、他の2科目の救済が、何故、国年、厚年で、労一ではないのか。
国年、厚年の問題は、勉強不足の受験生が解けなかったけど、労一は、記念受験生が一般常識を駆使して何とかなった、ということのようです。
ろくに勉強しないで試験に臨んだ受験生の出来具合で、一生懸命に勉強したの受験生の合否が決まってしまうなんて…。
ちなみに、一昨年の私は、合格発表のHPに自分の受験番号がなくて驚いた位、合格だとばかり思っていました。
昨年の私は、救済科目になり得ない科目を落としたので、絶体絶命。
いずれにしても、ドキドキハラハラ組ではありませんでした。
救済待ちの方は、合格発表のその瞬間まで、落ち着かないだろうと思います。
私は、3度目の正直で、やっと1点差の壁を突破。
といっても、それは、たまたま運がよかっただけです。
労基の判例のような、その場で考えて解く問題なら、自信あり。
初見の問題だと、前後の文脈から判断して、答えが導かれるように作問してあるからです。
でも、安衛の「作業方法」を「作業環境」と間違えてしまったように、細かな暗記を問われると、弱いのです。
「作業方法」でも「作業環境」でも、文脈が通じてしまうので、正解がわからない…。
問題によっては、またあと1点、もう1年、になっていたでしょう。
そもそも実力がわかるのは、択一式です。
私は、択一式40点台合格者というのは、それだけ落としている論点があるのだから、運が悪ければ、不合格になっていたと思っています。
選択式の問題が20問、30問とあれば、実力が反映されるかもしれませんが、そうではありません。
ボーダーライン上の受験生の合否は、自分に解きやすい問題が出るかどうか、という運に左右されます。
年によって、難易度も、合格基準も違うという、実に悩ましい試験です。
ただ、今年は何とか合格出来そうな私。
でも。
私よりずっと頑張っていた受験生がいます。
合格の喜びを一緒に分かち合えると思っていたのに、涙をのんでいる受験生がいます。
今ひとつ、るんるん♪出来ません。
いえ。
私自身の問題かもしれません。
不完全燃焼。
達成感がありません。
社労士試験はリベンジ出来そうだけど、リベンジ出来ていないものが…。
それを行政書士試験で
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