浮気願望 | サンノーブル日記 byなつこ

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なつこによる個人的な趣味ブログ

彼と親しくなってから約半年が過ぎた。

最初は慣れなくてぎこちなかった関係も、何度も身体を重ねるうちに自然に受け入れられるようになった。

やっぱり彼は、最高なんだと思う。

だんだん彼の占める割合がわたしの中で増えていくに従って、喜びと同時に不安も大きくなった。

わたしはなるべく、興味の対象を分散させていたかった。
ひとつのモノやひとりの人しか見えなくなる状態は危険だと、今までの経験から理解していたから。
一色になるのが、こわかった。


そんなわたしの想いをよそに
彼はどんどんわたしを支配していった。
別に何も強制されたわけではない。
あくまでわたしの意思で彼を選んでいる。
選ばされている。
それも心地いいとすら感じた。
思考が停止してゆくのは、
ある意味楽だった。


彼はいつの日からか、わたしの身体の一部に痕跡を残すようになった。
そんな時は、彼以外と身体を重ねるのは控えざるを得なかった。
だから尚更、彼との時間が増えた。

わたしの選択権は、奪われていった。


原因はわかっている。


きっかけはリュックサックだった。
冬のアウターにあわせて、彼の痕跡(マーク)がついたものを買った。

ただ、それを背負ってしまうと他の
例えばフィラやチャンピオンあるいはプーマ、ナイキなんかとも仲良くしたくても、なかなか難しいことに後になって気がついた。

今思えばあの時の選択が
自ら望んで彼に屈服した瞬間だったのだろう。

でもその時のわたしには、他にどうすることも出来なかった。


やがて季節が巡って
厚い上着を脱ぎ去る頃までに
新たに彼とは違う真逆の、自己主張が強くなく控えめで、いろいろと都合のいいタイプのリュッシー君(?)をひとつ用意して、めくるめく無節操な着衣遊びを満喫したいと目論んでいる。


本命の彼(アディダス)
とも今まで通り仲良くしながら。





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冬アウター、アディダスにしてみた。
男の子用(*´-`)笑
そしてそれにあわせてリュックもアディダスにしたら、他のメーカーと合わせられないではないか。(ジャンル違えばアリかもだけど)
冬の間はいいけど、これからどーしよってことで、違うリュックも買う羽目に。