突然ですが、私、社会学系の本って
あまり読みません。
とても興味はあって、実際に読むと
おもしろいんですけどね。
でも、新聞の書評につられて
これは読んでみました。
『上野先生、勝手に死なれちゃ困ります』。
上野先生とは、知る人ぞ知る
上野千鶴子先生。東大大学院の教授です。
女性学、ジェンダー研究で有名だった方で、
近年では『おひとりさまの老後』という
著書が大ヒットしたように、社会学の視点で見た
介護、老後問題の第一人者です。
さきごろ、定年退職されました。
この本は、上野先生の教え子である
東大大学院生である古市憲寿氏という
これも社会学者さんが、
団塊ジュニアの代表みたいな感じで
「上野先生、先生は『あとは亡くなるだけ』みたいに
気楽に言ってるけど、残される僕たち団塊ジュニアは
団塊の世代の負の遺産をず~っと背負っていかなくちゃ
いけないんですよ。どうしたらいいんですか!」みたいな感じで
これから迫ってくる(すでに渦中にある?)
さまざまな社会問題をどう乗り越えていけばよいのか、
団塊世代の代表といえる上野先生に詰め寄る(!?)対談です。
対談は、親の介護から介護保険の問題、
年金などの経済問題、少子化問題まで、
上野先生が幅広く、教え子の古市さんに
言って聞かせる内容となっております。
読んでみて、おもしろい発見があったので、
いくつか紹介してみようと思います。
(つづく。)
実は、まだ読んでる途中なんだけどね^^