今日から耳をすます日
セミナーで
聞いた話を書こうと思います。
まず、このセミナーは、
野の花診療所の徳永進先生と
聖路加病院の細谷亮太先生の
呼びかけでできあがったセミナーです。
ですから、古今東西の著名な医師の
方々が講演されました。
印象に残った言葉の数々を紹介します。
まず、田中究先生。精神科医。
神戸大学の准教授でもあります。
阪神大震災や東日本大震災で
活躍された先生です。
先生は、同じ精神科医、ビスコットの言葉を
紹介されました。
精神科医は何も分からず、また何もしない。
内科医は何でも知っているが、何もしない。
外科医は何も知らないが、なんでもやってしまう。
病理学者はすべてのことを知り、すべてのことを行う。
しかし、遅きに失する。
分かりますか?^^
そういうものらしいです^^
…なんて言うと、お医者様たちに
怒られてしまいそうですので、
注釈はナシ、とします^^
そういえば、「整形外科医は骨の大工」と言っていた
整形外科医を思い出しました^^
つぎに、末永和之先生。
山口県で緩和ケア病棟で勤務なさっています。
「患者の心理は希望と失意のゆらぎの連続」
ガンを宣告されると、多くの人が死を意識し、
そして残された生を考えることになると思います。
私はガンになったことがないので、
患者心理というものがどういうものか
想像するしかありません。
でも、末永先生の言葉には
なんとなく、ですが、分かるような気がします。
そして、最後に菅野武先生。
東日本大震災の被災者でもあります。
志津川病院に勤務されていました。
震災があった数日後、奥さんが仙台市で
出産されたニュースが流れたのを
ご覧になった方もあるでしょうね。
奥さんは出産のために仙台に
里帰りなさってたそうで、
「この子がいなければ、
どうなっていたか分からない」と
ニュースで話されていました。
you tubeでニュースがアップされてましたので
紹介しますね。

