年金保険に続いて、今度は「医療保険」を見ていきます。
この2つの保険はいちばん身近でしょうかね。
「国民皆保険・皆年金」という言葉を聞いたことはありません?
「みんなが、医療保険・年金保険に入るんですよ~」
ということですね。
医療保険も年金保険と同じように、仕事によって
分けられています。
自営業者、パートさん、無職の方々、扶養されていない
お年寄りは国民健康保険、
「国保(こくほ)、国保」と呼ばれるものですね。
間違えないでね^^
あ~、ダジャレではないですからね(笑)
次にサラリーマンは健康保険。
「健保(けんぽ)、健保」と呼ばれています。
これは…?
……………。
そうです、「けんぱ」ですね(笑)
ええ、ダジャレだとも!
健保には、大企業が単独に、または複数集まって行う
「組合健康保険」、
中小企業が国の管理する保険、
「全国健康保険協会」があります。
ちなみに、全国健康保険協会は平成20年(2008)に
設立されたもので、それまでは「政府管掌健康保険」と
呼んでいました。
なぜそうなったか、というと、
政府管掌健康保険は、あの「社会保険庁」が
管轄していたからです。
また、公務員はやはり年金と同じように
共済組合、というものに加入しています。
ちなみに、サラリーマンや公務員が加入する保険を
「職域保険」、
自営業者などが加入する国保を「地域保険」と
呼ぶそうです。
こうして見るとですね、
自営業者=国民年金(国年)
国民保険(国保)
サラリーマン=厚生年金(厚年)
健康保険(健保)
公務員=共済年金
共済保険
というように、年金も医療も仕事で分けている
ことが分かります。
つまり、職業を聞くと、
どの保険に加入しているか分かる。
年金額などの経済状況を知りたいときは
過去の職業を聞くと、多少分かるわけですね。
「農業をしてこられた=国民年金=年金は多くないな」
という感じですね。
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