動脈硬化というのは、血管が硬くなる、ということです。
ということは、もとは硬くない、ということです。
(当たり前か(;^_^A)
つまり、血管は硬くないのが正常です。
血管は平滑筋、という筋肉でできているそうです。
平滑筋は胃、腸などの内臓や
膀胱などの臓器の壁になる筋肉です。
心臓からギュッっと送り出された血液は、
血管の壁をブワッと広げて、
流れていきます。そして、
血液が送り出されない間に、
血管はもとの形に戻っていきます。
その戻る力でまた血液が流れます。
血管は、
心臓から送り出される時に拡がり、
それが終わったら、もとの形に縮まろうとする。
これの繰り返しです。
この血管が硬くて、弾力性がなくなったら…。
だから、血管が硬くなるとダメなんですね。
血管がこんなふうに働いていること、
あまり実感がないですよね。
「血管はただの管」と思っていた私とあなた、
認識を改めましょう(;^_^A
そうやって、心臓がどんどん血液を押し出すことによって、
血液は体の隅々(末梢;まっしょう)に流れていきます。
末梢に行くにつれて血液の流れは
「ドク、ドク、…」から「サラサラ…」に変わっていきます。
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