呼吸するときに必要な“肺”について、調べてみました。
まず、肺に入った酸素はどうやって血液の中に入っていくのでしょうか?
これは不思議です。
気体の中にある酸素が液体である血液の中に取り込まれていくのですから。
いや、でも不思議ではありません(どっちやねん?笑)
金魚の水槽を思い浮かべれば分かると思います。
水槽の中には、通称“ぶくぶく”が用意されています。
あの“ぶくぶく”は金魚たちが遊ぶためのものではありません。
水槽の水の中に酸素を「溶かしている」んです。
知ってますよね?
あれと同じことが肺の中でも起こっているそうですよ。
“ぶくぶく”の空気の泡は、細かければ細かいほど、
よく水の中に溶けるそうです。
空気の泡と水が接地する面積が多ければ多いほど、
水の中に効率よく溶けていくことができます。
その“ぶくぶく”の役割をしているのが、「肺胞」というところです。
酸素がとおる流れは、末端にいくまでに気管~気管支~肺胞へ
と枝分かれしていきます。
そして肺胞のまわりを毛細血管がびっしり貼りついていて、
そこで酸素の交換(ガス交換)が行われているんですって。
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こんな感じでね^^
肺胞の面積を広げると、テニスコート一面くらいになるそうです。
その毛細血管の中を流れる血液の量は多くても3リットル程度。
つまり、テニスコートに3リットルの水をこぼしたイメージですね。
考えてみれば、人間の肺なんてせまい場所にテニスコート一面分の面積があり、
そこでガス交換をしている。
この効率の良さは人工的には作れないものだろうなあ、と思います。
だから、人間の体ってうまくできているなあ、と思うんですよね。
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