昨日は「これぞ11月!」というような
こごえるような寒さでした。
そんな寒さの中、私は、
子供の野球に1日付き合っていました。
野球部に所属している
長男・ダイゴ(仮名)は小学校5年生。
6年生の試合がシーズンを終えて、
いよいよ5年生が主軸となります。
昨日は、5年生以下の練習試合が
ありました。
私は1塁審判。
ジャッジをしながら、
ダイゴの様子をうかがっていました。
ダイゴは4回から途中出場。
ノーアウト2、3塁で代打で出場です。
1塁ベース後ろからダイゴの打席を見る私は
ソワソワ。
作戦はスクイズでした。
野球をご存じない人に一言。
スクイズとは、バントしたゴロが
転がっている間に
3塁ランナーがホームに帰ってくること。
投球と同時に3塁ランナーは
ホームにスタートを切るので
ピッチャーのどんなボールでも
バットに当てないといけません。
そのとき、ダイゴはどうしたか。
なんと、
バントの構えを止めて
ボールを見逃したのです。
もちろん、3塁ランナーはアウト。
1塁ベースの後ろで私はイライラ。
私以上に、ベンチのコーチがイライラ。
きっとダイゴも(しまった!)と、
思っているに違いありません。
ダイゴは一度失敗すると、
落ち込むタイプなので、
次の守備もオドオドしていました。
ポジションはセカンド。
先頭バッターがフォアボールで
すかさず2塁盗塁。
ノーアウト、セカンドのピンチです。
「何とか、頑張ってくれよお…。」
祈る気持ちで審判をしている私。
そのとき、
ピッチャーからの素早いけん制が球が!
ベースに着いているのはダイゴ。
「あっ!……」
球が速すぎて、ダイゴは後ろに後逸。
「うわああああ…。」
たぶん頭を抱えていたと思います、私。
でも、センターがカバーしてくれたので、
進塁は防ぎました。
自軍ベンチからもちょっと
ため息が漏れたと思うんですよね。
「代わった方がいいんじゃない?」なんて。
ダイゴは、身の置き所がない感じでした。
落ち着かない。
いや~な空気が流れていました。
と、そのとき、
すかさずショートの子が
「大丈夫、大丈夫、気にすんな!」
って言ったんです。
「あ~、すごいな、この子。」って、
思いました。
ダイゴの心中を察して、
適切な声をかけられる。
小学校5年生でも、
そんな気配りができるのです。
あなどっていました。
学ばなきゃ。
そんなショートの子の親も
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