さて、アマゾンさんの送料が無料化され、
どんな欲しいものでもすぐ届く、オンライン書店がより便利になっています。


私のような活字中毒者にとっても、

・シリーズ一気買いができる。
・在庫少ない本もすぐ手にはいる。

と良いことの方が多いのですが、


「が」です。


その一方で、「リアル本屋」がつぶれていっているのが
悲しい近この頃です。


紀伊国屋や丸善など老舗本屋がなくなっていきます。
本のにおいが街から消えていっています。

老舗本屋は本屋としてのプライドがあって、
丸善が洋書に強かったり、紀伊国屋も売れ筋以外での企画が
面白かったりして、行く楽しみがありました。

Amazonでは「本命」もしくは「紹介」案件には出会えるのですが、
「新しい出会い」は本屋なしでは語れません。

電子書籍化も今後進み、読書というものも効率化されていくと思います。

ただいち活字ファンとしては、本との出会いをもう少し楽しみたいです。
効率化すべき部分は効率化を行い、非効率を愛すべきところは愛する。


その本との出会い。

一ページ一ページ捲る触感。音。本のにおい。

終了後の余韻。

本棚に並ぶその後ろ姿。


その本との新しい出会いの場として、
頑張れ!リアル本屋。


書をもって、本屋へ行こう!