30を間近に迎え、
自分を見直す時期がきている。

本当に臆病に育ってしまったものだ。

何事も本質に近づくのが怖い。

本当に好きなものからも
すぐに逃げ出してしまう。

自分が大した人間ではないことが、
バレるのが怖くなる。

トップを追いかけ続ける苦しさが
怖くなる。

負けず嫌いと良く言われるが、
負けるのが嫌いなのではなく、
負けることによって周囲がいなくなる
可能性が怖いのだ。

努力家だと言われるが、
努力しているのではなく、
見放さなれることがこわいのだ。

何とも卑屈で、屈折した劣等感。

ただ、そうやってこそこそと生きても
時間と経験は積み上がっていき、
世間的な自分像が固められてきた。

果たしてそれは正当なものなのか?
自分はそれを受け入れていいのか?

わからない。

ただその幻影の厚みは自然と
世間から自分をかくしてくれる。

世間との緩衝材。


来年一月で30を迎える。

もうそろそろ好きなものからくらい
逃げなくてもいいんじゃないだろうか。

本当に好きだと言えるんじゃ
ないだろうか?

20代まで大きな怪我なく生きてきた。
大きな課題からは逃げてきた。

30からは最後まで追いかけ続ける楽しさと苦しさを受け止める勇気と決心を胸に、

今よりもう少しだけ顔を上げて
生きていこう。


という決意表明。



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