MIYABIカップ チャリティーミックス | 渋谷メタボログ

MIYABIカップ チャリティーミックス

4月30日(土)、渋谷メタボリックスは立川泉体育館にてMIYABIカップ チャリティーミックス を行い、10試合を3勝4分3敗の五分で終え7位という成績を収めた。

試合に臨んだメンバーは以下のとおり
竹内、森友、佐伯(助っ人)、吉田有希(助っ人)

前日に行われた練習試合で負傷した馬場、急遽仕事や家庭の事情などで参加出来なくなった佐藤慶、金子、ヤマら主力を完全に欠き、キャプテン竹内も前日の負傷を押しての出場。急遽呼び出した助っ人を加えても4人と、もはや渋谷メタボリックスと呼べないチームでの大会出場となった。




試合の総括は以下のとおり
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第1試合 VS BETTY  ● 0-4 得点者:なし

約30分前に初めて顔を合わせたに近い4人は他チームから助っ人を借りて初戦に臨むも、大したアップもせず、守備の約束事もなく、お互いの特徴もわからずに完全に崩壊した。前線からの守備連携もチグハグで高い技術を持つ相手になす術無く敗れ去った。このままでは1勝どころか1点も取れないのではないかという最悪のシナリオが選手たちに広がった。だが、試合後に行われた緊急ミーティングを経て、チームとしての戦い方を確認したことが驚くべき変化をチームに与える。


第2試合 VS パープルMIYABI ● 0-1 得点者:なし

G.B.ブンデスリィガでも顔を合わせるMIYABI(この日は2チームが出場しており、パープルMIYABIはGBBLを戦うメンバーで構成されている)。戦力的にも組織的にも完全に格上と言って良いチームを相手に、渋谷メタボリックスは高い集中力と果敢なプレーで応戦。試合は猛攻を耐えきれると思った終了間際にゴールをこじ開けられ敗戦したものの、試合後の選手たちのやりきったという表情はメタボリックスのメンバーに広がっていた。最終的にこの大会を優勝したパープルMIYABIに対しての堂々たる戦いであった。


第3試合 VS SWEEPS ○ 4-0 得点者:佐伯、森友、吉田有希

練習試合では毎度フルボッコにされるSWEEPSだが、顔を合わせる大会ではことごとく大勝を収めており、相性の良さが感じられる。この試合でも序盤から守備が機能し、相手の攻撃を次々と遮断し、高い位置からのカウンターがはまり始めると、竹内のポストプレーから佐伯、森友、吉田有希が立て続けにゴールネットを揺らし終わってみれば4-0の快勝となった。


第4試合 VS レッドMIYABI △ 0-0 得点者:なし

初めて見るMIYABIのアナザーチームとの対戦。個々の技術では劣るものの、守備の安定した渋谷は次々とチャンスを演出したものの、竹内が2度の決定機をキーパーに防がれるなど、決定力を欠き0-0で引き分けた。
この試合あたりから竹内の脇腹の痛みが悪化し、前線でまったく踏ん張れないという機能不全なピヴォが誕生した。


第5試合 VS Frango Frango △ 0-0 得点者:なし

リーグで何度も対戦し、手の内の知れてる相手。この試合もどちらも決定機を外し続けたことが最後まで響き0-0で終了。竹内は相変わらず前線で機能不全となっていたが、残りの3人が攻守で奮闘を見せた。


第6試合 VS 横浜GESマリノス 
△ 0-0 得点者:なし

疲れが見え始めてきた6試合目。両サイドに鋭いドリブルを武器とする選手を配置した横浜GMに対し、メタボの守備が力を発揮。相手の持ち味を完全に消し去り、決定的なチャンスを作らせず3試合連続で無失点。ただし、相変わらず攻撃は迫力不足で3試合連続無得点。


第7試合 VS 中目黒フットサルラウンジ  
△ 0-0 得点者:なし

ようやくピヴォが再起動しはじめ、攻撃がしっかりとフィニッシュまで繋がるようになってきたものの、決定力のなさが最後まで響き4連続無得点ドロー。ただ、この試合もほとんど決定的なチャンスを相手に作らせなかった。急造のチームにはありえないほどの選手間の信頼がこの見事な守備を生み出したと言える。


第8試合 VS PRIMEIRO ● 0-3 得点者:なし

桁違いの攻撃力を誇るPRIMEIROとの試合。序盤から相手の早いパス回しとドリブルで翻弄されるも、前線からの守備が効きはじめて何度か決定的チャンスを迎えるもののそれを決められず、逆に相手に3点を奪われて完敗。
得点が奪えなかったことは大きな反省材料だが、高い集中力を保って組織的な守備からのカウンターが通用したことは大きな自信に繋がった。

総当たりの予選を終えて、1勝4分3敗。予選順位が7位となり、7~9位のチーム同士の順位決定戦へ駒を進めた。


第9試合 VS 横浜GESマリノス ○ 3-0 得点者:竹内、佐伯、森友

ここまで僅か1勝。しかも得点もSWEEPS戦のみと、まったく勢いを作り出せなかった渋谷だったが、ゴレイロのロングスローから生まれたワンチャンスを、この日決定機を外しまくっていた竹内がボレーで豪快に蹴り込むと、佐伯、森友も立て続けに豪快なミドルシュートをゴールに突き刺し、終わってみれば3-0と快勝。浅い横浜GMの背後を突き、ギャップの生まれたスペースを活かせたことが勝因に挙げられる。


第10試合 VS 
中目黒フットサルラウンジ
 ○
1-0 得点者:竹内

横浜GM戦での勝利に気を良くした渋谷の勢いは続く中目黒戦でさらに輝きを増す。連携プレーで次々と相手ゴールに襲いかかる。CKに合わせた森友のシュートや、佐伯の1対1は相手ゴレイロの攻守に阻まれ続けたが、終了直前に左サイドの角度のないところから竹内が逆サイドの右上隅に叩き込んだシュートなどはまさにチームの勢いを表していた。


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竹内監督は「急造チームでも守備の約束事をしっかりと守り、集中力を保ち粘り強く戦うことが出来ればこれだけのすばらしいチームとして戦えることが証明された。大事なことは全ての選手が味方を信じて動くことだということを改めて体現した。この経験を次節のGBBLに活かすことが出来れば、どんなチームとの試合でも自分たちの力を出し切ることが出来るだろう。今日はチームとは何かということを学べたことが最大の収穫だ。」と語り、結果以上に得られるものがあったことを強調した。

5月8日の大会でその真価を発揮することが出来るか。